書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

おばさんは高校の文化祭に来ないで!

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いつだったかなぁ、当時高校生の女の子と話していたときのこと。

「文化祭が近いんだー」って言っていて、

ちょうどそのとき、私、その高校の近くにいるスケジュールでしかも時間の余裕もあって、

「へえ〜、行ってみよーかなー」と返したところ、

それは“彼女に会いに行く”ではなく、

単純に“今の高校の文化祭ってどんななんだろう”って好奇心でだったんだけど、

「絶対に来ないで!!!」とのリアクション。

 

行きたい理由をさくっと伝えたけど、すかさず、NO!を突きつけられたので、

こっちもつべこべ言わず、やめました。

 

仕方あるまい。これも成長している証しだ!

ティーンエイジャーになって、大人にべったり、や、媚売ったり、は気持ち悪いわけで。

(なので、何でも言える仲よし家族って、う〜む、です。

 お互いにそれぞれ秘密があっていい、

 家族だからこそ一緒に暮らしているからこそ、言いたくないこともあるだろう。)

 

 

“文化祭に来ないで!”に代表されるように、
自分たちの領域に違う人種が入ったときの違和感が嫌なんだろうな。

(私が、ってことじゃないよ)なかには気持ちが青いおじさん&おばさんもいるけど、

そういうことじゃないんだよね。

大人が入ってくること自体が、嫌なんだよね。

視界に姿が入るのも嫌なんだよね。

同じ空気すら吸いたくないんだよね。

本当はそんなことない人も多数いるけれど、相手が年齢が上ってことだけで、

若者には重圧で、気を遣っちゃうんだろうなぁ。

 

あれ〜、自分だってそういう感情、経験済みじゃん!

 

 

だから、おじさん&おばさんは、若者から求められない限り、

自分から向かっていかないほうがいい。

NO!を突きつけられて改めて気づいたよ、ありがとー!

 

 

これ、リアルだけでなくネットも同じで、

ネットで、SNS、特にFBで、たいして親しくもないのに、
ずかずか人の領域に入り込んでくるおじさん&おばさんの、なんとまあ多いことよ!

・人のTLに勝手に投稿(それが自分宣伝の写真だったりする)

・うっとうしいコメントを入れる(自分のリンクをはったりとか、説教とか、まじ、たまらん!)

・勝手にタグづけをする

・勝手にタグづけをする

 

他者のTLは人ん家だからね! そこで、自分、自分、自分を強調するな、っつーの!

おばさんの私ですら、勘弁してくれ〜!なことに遭遇するのだから、

若者のストレスは相当だろう。。。

 

おじさん&おばさんは、とりわけ若者には距離と節度をもって接すべし、だなぁ。
彼らに気を遣う、ってことじゃなくって、自分も通ってきた道、若い心情を尊重しよう、だなぁ。