書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

食の世界も大きな転換期を迎えている示唆ではないかと

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私個人は、昔ながらの仕事のやり方が残っているところ、

といっても自分の身近にあるところしかその内側が想像できないわけだけど、

飲食業界とか出版業界の制作の現場(漫画やアニメの世界もそうかも)は、

一刻も早くAIを導入すればいいのに!と思っています。

具体的にそれは調理だったり、校正だったり。

人間がやるのは全体を見渡して、ここもう少しこうかな? こういうアイディアはどうだろう、という部分。

まあ、それもジャッジを下す、に過ぎないわけで、AIがやる方がいい!ってことも大いにあるだろうけど。

 

こういう業界は現場もそうですが、

構造そのものも大きな転換期を迎えている、

そのことを示唆するのが以下の2つのニュース。

 

www.nikkei.com

www.nikkei.com

 

ほかでも、流通と経営がダイナミックに動いていくでしょう。

いい/悪いじゃない。

時代が変わるってこういうことかと。

 

 

で、買収の流れにのらない、小さいままでやっていく、としたら、

価格とか量とか、いろんなところで太刀打ちできない。

料理なんかがわかりやすく、なんでもかんでも手づくりがいい!と思っている人がいるけれど、実際に厨房に入ると優秀な便利器具を利用しているわけだし。

個人で場合も、ブレンダーや電動泡立て器なしで、包丁を使ったり泡立て器を使ったり、に置き換えるとよくわかり、前者の方が圧倒的にラクだし速いし、仕上がりもいい。自分がやることは加減を見極めること、ぐらいだから。

 

・大きいところでできないことをやる

・細かい工程に立ち合っているからこそのストーリーや裏側をみせる( → 信用につながる)

・プロジェクトでパートナーシップを結ぶ
ってことが、私含め個人もしくは小さいところはもっと意識的にやっていく!になるんだろうなぁ。