書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

いよいよ始動。新しいわくわくが止まらない

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『ドイツパン大全』制作が終わるタイミングで、次の書籍のプロジェクトがいよいよ始動となり、

先日、第1回目の撮影が終了!

 

ふだんは、それぞれがそれぞれの持ち場で仕事をしてる人たち、

監修の方、カメラマン、ライター、出版社の編集担当者

が集まって、写真という目で見える形の仕事をしたわけです。

 

ここに来るまでに、当然、どういう本にするかをプランニングする期間があり、

それをいよいよ実行に移すべく撮影というわけで、

こうやって形作られていくのは、毎度のことながら、わくわくしますねぇ。

 

同じような流れで雑誌も冊子もウェブも動くのですが、

書籍は制作期間が長いのと、

私の場合、編集、裁量を任され1冊丸ごと制作指揮を執るので、

知識や技能を売る、いわば引き受けるタイプの仕事とは感覚がまったく違い、

何をやってもダイレクトに自分に跳ね返ってくる分、わくわく度も大きい。

 

 

書籍の仕事は、早くAIを導入してっ!と叫びたくなるほど、

家内制手工業の世界で、作業がてんこ盛りなのですが、

それを上回るカタルシスがあるので、やめられない、んだろうなぁ。

子供が寝食を忘れてただただ夢中になって遊ぶ、

あれなんですよね〜。

 

お目見えとなるのはずっと先ですが、わくわくが詰まったものを届けますよ〜!