書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

変わらないものと変わるもの

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私の20代は1990年代とかぶり、この頃のテリトリーは

東京の三軒茶屋でした。

 

で、最近、たまに行くことがあるのですが、

変化が激しいようでいて、でも実はあまり変わっていないようで。

 

昨日、久しぶりに、おそらく18年ぶりとか?にカレー屋さんでランチ。

カレーのスタイルや店の雰囲気(改装はしたような)はあまり変わっていないような。

カトラリーやテーブルやイスがそのままのような。

一番懐かしいなぁ、と思ったのは、アイスコーヒーの味でした。昔の喫茶店の味。

 

でも、厨房にいた方もレジにいた方もみなさん若い!

この店、私の記憶にあるだけで四半世紀は経っているので、

生まれていない/記憶にない、って方がほとんどなのでは。

 

 

長くなれば守りに入りがちだし、

お客もリピーターが多いだろうから、変えたら叱られるってこともあるんだろうけど、

ここのように若いスタッフの方が

(おそらく)比較的のびのびやっている様子はいいなぁ、と思ったのです。

 

三茶っ子だったとき、そんなに頻繁に来た店ではないし、

今と比べられるほどの記憶はないのですが、

大枠としてはイメージは変わっておらず、

でもメニューの味つけとか、時代に合わせて微調整しているんだろうなぁ。

だからこそ、ほかのお客さんは30代とおぼしき方がメインで、

でもなかにはお歳を召した方もいて、

ほぼ満席だった、ってことは、今の時代に対応している証拠なんですよねぇ。