鋭意制作中!の本の表紙が決定したよ!
今、私がかかっている仕事のひとつに本制作の舵取りがあります。
要は、編集者という立場なのですが、出版社から裁量を任されているので、実質的な編集長といったところ。映画いうと監督みたいなもんです。
案が6つもあがってきた表紙の、出版社の会議が先週あり、その結果のご連絡をいただきました。
下馬評(っていうのかな?)と違って、あっ、これになったんだ!
好みは別として、確かに6案のうち、一番迫力のあるものでした。
表紙っておもしろいもので、選ばれるのはたいがい、「これ、いいんじゃない!」と私が思うものとは違う案。
で、結果をきき、実際にデザインされたものがあがってくると、あっ、なるほどね!と。
制作にどっぷり浸かっていると客観視しづらいのかもしれないし、
本当のところ正解はわからないから、
私がこれ!と推した表紙の方がもっと売れるかもしれないし、もっと売れないかもしれない。
私は、本はお客さんにお金を払ってもらっている以上は商品と捉えていて、もちろん中身も大事だけれど、とにかくパッケージデザインは大事! 極論を言うと、読んでもらわなくてもいいから、興味をもって買って欲しい、と切に願っています。
何度目かの校正をしながら、間違いがないか、これで大丈夫か、大きいものほど見逃しがちなので、ドキドキです。