ひとりでやる仕事、チームでやる仕事
目下のことろ、日々大量の校正に追われています。
というのも、私が舵取りをしている本の仕事のひとつが、いよいよ大詰めに入ったから。
そんな中、表紙案が届きました。
なんと6案!
3案ぐらいは欲しいな、とお伝えしたところ、その倍!
しかも、どれもアプローチが違って、甲乙つけがたい。
監修の方のプロの意見、カメラマンさんの確認、版元さんと話し合った内容、私の気づきなどをデザイナーさんに伝え、
表紙案が完成。
決定権はこちらにはなく、出版社での会議の結果を待つことになりますが、
進めていたことが形になってどん!と出てくると、アドレナリン全開になります。
普段はひとりで仕事しているし、それに不満はないけれど、
それぞれのプロがそれぞれのよさを持ち込んで形にしていく。
こういうのってやっぱりチームワークですねぇ。
表紙用の撮影も、チームワークを感じます。
今回のプロジェクトでは、いつだ? 今年の年明けだったかな?(記憶が。。。。)
もちろん現場の前にラフ(画コンテ)を作り、すり合わせはするのですが、実際の現場判断って、そうだ!こうしましょう!こともおおいにあるんですよね。私はこういうのを積極採用して、大事にしたい質だし。
監修の方、カメラマンさん、デザイナーさん(このとき版元さんはご都合が合わず。。。)とアイディアを出し合いながら、こうしてみたらどう?ああしてみようか?がきれいにフレームに収まったときのうれしさは格別。
こういう“ハプニング”は、ひとりの動きの中では起こらないわけで、チームワークの妙に尽きるなぁ、と毎度のことながら毎度のように感じ入るのです。
近々、表紙が決定するでしょう。
どれになるか、どれが選ばれてもワクワクな、待つのが楽しい時間です。