書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

人を動かす立場になるなら飲み会/食事会のとりまとめから

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お花見シーズンですね〜。

宴にはとんと無縁ですが、桜がぼんやりとかすむように風景を薄ピンクに染め上げる時期はそれだけでなんだか得した気分になります。

なぜか今思い出すのは、当時近所でよく行っていた(散歩がてら、お茶したり、バーに行ったり、ランチしたり)東京・目白の椿山荘に、大きなガラスに顔をくっつけて庭園とその向こうの春景色を眺めている自分。

 

この時期は、お花見、歓迎会など飲み会や食事会など集まる機会が多いかと思います。

会社で“できる社員”の試金石が幹事とかなんとか言われています。

これと本質的に同じかどうかは????ですが、

これから会社を始めるとかスタッフを雇うとか、自分の下に人がいる立場になる人は

とりまとめ役をやっておいて損はないと思います。

 

気のおけない人の飲み会や食事会といった集まりの場合。

まずは、どんな料理がいいかきいたりしますよね。意見は言うけれど、押し付けない人、アレルギーを伝えておいてくれる人、何も言わないでいて決まってからあれがよかったと言い出す人、さまざまです。

出欠の返事にしても、すぐにレスする人、ぎりぎりにならないと返事しない人、せっつかれてから初めて伝える人、その時点では????だけどいついつまで返事するといってちゃんと連絡をする人、本当にさまざまです。

そして、会費が決まっていれば、おつりがないように用意してくれる人、カードしか持参しない人、これもいろいろ。

一番困るのはドタキャン。やむを得ずってことがあるのも事実ですが、それは自分の責任とお金を支払う人、あくまでもキャンセル分を払わない人、これも反応がカラフルです。

 

ざっと思いつくだけでもこんな感じ。

たかだか4人とかの集まりでも、やったことないとなると、実に骨が折れることです。

慣れればどうってことないんですけど、これ、向き不向きもあるでしょう。

何度やってもどうにも、であれば、適性がなかったと判断し、

人のマネジメントは関わらないというのもひとつの選択肢です。

 

それに、人を動かす以前に、とりまとめ役をすると、自分がどう振るまえばいいのか、身にしみてよくわかりますよん。