書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

今どき電話のコミュニケーションは“絶対”ではない

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私、電話が苦手です。

突然かかってきて時間を搾取される。

考えごとをしていたらいったん思考が打ち切られる。電話を切って、それをもとに戻すのに時間がかかる。。。

(なので、ときどき電話がテロに思える。。。)

 

自分がこんなだからかけるのも苦手。

 

なので、ビジネスでもやりとりの主流がメールやメッセンジャーになって、ほっと安堵。

文字として残るので言った/言わないもないし。

なにより自分で時間をコントロールしてやりくりできるのがいい。


 

とはいえ、私もいい大人ですから、

まずは電話を!と思っている人が多いのは承知しているので、その場合はそのように対応します。

取材のアポ入れやファーストコンタクトの大半はこれに該当しますね。

それと、急ぎや念押し、しっかりとしたすり合わせが必要な場合、何度かメールしてもレスが来ないときは電話。 “よっぽどのとき”に出動させるツールです。

 

 

で、こんな記事(↓)。

zasshi.news.yahoo.co.jp

う〜ん。

これ、就活生だけじゃなくって、きわめて自然な時代の流れだと思うけどなぁ。

非通知の電話に出ないなんて当然!

読んでると、就活生がきわめてまっとうに見えるんだけど。。。
むしろ今どきこんな人事がいるんだ!ってことに驚きますねぇ。

 

現時点はビジネスでは電話が必要かもしれないけれど、電話のコミュニケーションが大幅に減少する可能性だってあるのに。

そして文字のコミュニケーションからビジュアルのコミュニケーションに移行するってことも大きく考えられるのに。

 

別に今だけでなく、電話コミュニケーションに限らず、いつの時代も若者は社会人と話すのにしどろもどろしてたんじゃないの? それっていつの時代も一定数存在する話じゃないの?

あ〜。やだやだ! つくづく「今どきの若者は」と言いたがる大人になりたくないもんです。