書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

とにかく一心不乱に書く、まずはそこから

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仕事としてライティングをするとき。

書くことそのものは、全体のごくわずかな割合で(↓)、それ以外のことに大半の時間を割きます。

ricorice.hatenablog.comでは、果たして書くときに、どうやって文字を紡ぎ出しているか。

・熟考しながら書く

・安定した気持ちでするする書く

と、人によってそのスタイルはさまざまですが、

私の場合は、

・一気に書き上げる

 

これ、文字数が多い場合も少ないときも一緒。

大変さは実は文字量に比例しない。

少ないと、これはコピーライティングに近く、一字一句練り上げる必要があります。

文字数が多いときは、頭の中で、テーマと求められていることと、実際の取材や調査を、ひとつの樽のなかに入れて、しばらく熟成させます(これ、本当に熟成とか発酵に近い)。

そして“書く”と自分で設定した日時に(当然、締切りよりは早い)、がーっと集中して書き上げます。すると本筋は考えていたとおりなんだけれど、自分の意思とは関係なく、意外な締めくくりに持っていかれることもあり、不思議でもあり、おもしろくもあり。

 

このときのポイントは、文字どおり

・一気に書き上げる

こと。

 

誤字脱字とか固有名詞とか年号の正確さとか、そういったものはいったん脇において、

書くことそのものに集中します。

比較したことがないのでわからないのですが、ほんと、あっという間に原稿を書き上げる、といった様相です。

脳がマシンと一体化して、書いているときはまったく考えてない。

無の境地と言ってもよく、手を通じて、ひたすら脳の中の事柄を言葉に変換して引き出している感じ。

 

 

で、時間が許せば一晩、そうでない場合は数時間おいて、見直します(↓)。

ricorice.hatenablog.com

このとき、誤字脱字とか固有名詞とか年号の正確さとかそういったものをチェックします。同時に文章の温度も。

というのも、思い入れがあるものだと自分の感情が前面に出がちで、でもそれは不要。

だって、ライターの仕事は自分の思いを表現するのは仕事ではなく、どういう立脚点でどうなのかを文章を通じて伝えるのが仕事。個人の感情なんて、要らないのです(↓)。

ricorice.hatenablog.com

この確認&見直し作業は、書くよりも時間がかかる。

特にデータ関係の確認は。

 

で、これ、書くのと同時進行でやると、どうかって言うと、

私の場合はどっちつかずでまったくはかどらない!

 

 

文章の書き方は、人それぞれ。

自分に合ったやり方だと、無理なく書くこができます。

 

上記は、私の場合。ケーススタディとして参考にしてください。