書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

会話への姿勢がそもそも違う、からだろーな

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ちょっと前だけれど、オードリーの若林がラジオで言っていたこと。

「外国人ってなんでえんえんしゃべってんの?」

公園にいるカップルやカフェにいる人たちの姿を見て、不思議に感じたらしい。

何をそんなにしゃべることがあるんだ、と。

 

あっ、そうね、そうだわね!

以前、仕事でオーストラリアに行ったときのこと。

帰国時、空港までタクシーに乗り、降りたときに、同乗した人が言ったこと。

「よくしゃべる運転手でしたね〜」

 

無論、ひとりでしゃべっていたわけではなく、私があれやこれやと返して、ふたりでずっと喋っていたわけで、あれっ、うるさかったかな?

で、若林の発言をきいて、ああ、そうか、単によくしゃべるなぁ、何をそんなに話すことがあるんだろうと思ったんだなぁ、ってことをやっと理解したのです。

 

 

うん、確かに。

私も外国人相手の方がよっぽど饒舌です。

そのおもな理由は3つ。

  1. ネイティブ英語スピーカーじゃないゆえ、バシッとうまく表現できないから説明が増える
  2. 相手と意見が異なっても気まずい空気が流れず、なぜ?なぜ?と会話が進む
  3. 自分の意見を求められる

 

2番目について。

日本人相手だと、よっぽど腹を割った間柄や、他人の意見はそれ以上でもそれ以下でもないという態度の人が相手でないと、これがなかなかできない。

な〜んかね、同意を求められ、それが前提の会話が多いんですよね〜。

そーかな?って言いたいことはしょっちゅうだけれど、それを気分を害したとか、私のこと嫌いなのね!みたいな受け止められ方をするなと察したら、たいてい黙っています。

なので、話の主導を握っている人の独壇場になって、周囲が相づちで追随する、みたいな。

となると、えんえんと会話を交わす、とはなりづらい。

ビジネスで、最初に結論ありきの会議も。これと同じ心理の延長戦上にあるんだろーな。

 

3番目について。

私は単独行動が多く、となると、飲食店とかで相席になったりイベントで隣り合わせになったりしたときに、会話を交わすんですよね〜。日本でもあるけど、海外の方が話す率がぐぐっと高い。

向こうから話しかけれることもあれば、こっちから話しかけることもある。

そんなときに、自分の意見を求められることが多い気がします。

最初は挨拶程度だったのが、ここで、私はこう思う、なぜなら、と話し始めると、相手の目つきが一気に変わります。

それは本当に態度として明らか。まさに身を乗り出して来るんですよ。

そうしたら、あっちゃこっちゃ話が弾むんですよね〜。

 

 

なわけで、

・人の意見を遮らない、傾聴する

・それを踏まえて自分の考えを述べる
・それに対して、あーだこーだ言う
・それを受けて、いやこれはこうだ、それはちょっと違う、となる
の繰り返しで、話し続けるのではないか、と。

 

こういうコミュニケーションに対する姿勢って、すでにいろいろ研究されていて、論文や書籍になっているんだろうな。

体系立てて説明されたものを読みたいな。