書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

手紙を投函したのって久しぶり!

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人間って便利な方に流れるんだなぁ。

 

久しぶりに、手紙、というのものを投函したときに、感慨深くなってしまいました。

ポストに投函するものといえば、請求書とか契約書とか、仕事でもプライベートでも、書類とされるものばかり。

しかも、昨今は、請求書を作る必要がないところも増えているので、郵便を送る、ってことがぐ〜んと減っています。

 

郵便局に行くのも、郵便を出すための切手を買うとか、定形外の荷物を出すとか、じゃなくって、もっぱら振り込み!

 

今年から年賀状も基本やめたので、ますます郵便とは縁遠くなっているなぁ。

 

 

いい/悪いじゃなくってね。

手紙を書くのって、便箋がいるでしょ、封筒がいるでしょ、相手の住所をチェックして、文面にしても(メモでなく)文章を書くわけで、なかなか大変な作業なわけです。そして時間もかかる。

文章は手で書くよりも、タイプする方が全然速いし、しかも書きグセがないから読みやすい!

 

そりゃ、書かなくなるわな。

かくして人間は便利な方へ流れていくんですね〜。

 

 

企画を立てるときに、自分がどういう行動をしているか、昔はこうしていたけれど今はこうしている、ってのを検証しないとなぁ、と痛感した次第です。