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編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

そもそも化粧は必要か?

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物議をかもした。件の東急電鉄の広告(↓)。

ricorice.hatenablog.com

 

 

そもそも論として、職場に化粧は必要、なのかなぁ?

というのも、私、ほとんど化粧しないんですよ。

“初めまして”のとき、取材などで取り引き先などに会うときはするけれど、

いったんスタッフチームに入り、そのチーム内で動いているときは、ほとんど化粧をしない。

撮影だったら肉体労働(文字どおり、動き回るので)になるし、

校正が佳境のときは髪はぐぐっとしばってトレパンはいて(に近い)恰好で缶詰めになっちゃうし。

化粧どころじゃない、ってのが正直なところ。

それでどーここーの言われたこと、今のところ、ありません。

 

これらとは別に、相手先に出向くときも、今日は化粧しない方が本当はいいんじゃないか、って思うこともあり、それは衛生管理が徹底した食品工場や飲食店の厨房を訪ねるとき。

どうしようと思いつつ、相手に対して失礼にあたると悪いな、ってことで、化粧をします。

 

一方、先の初めましての人や取り引き先に会う以外に化粧をするのは、自分自身が商品のとき。

イギリスの食の講座やイベントで講師をつとめるときは、化粧をします。

服装も、なるべく明るい色やデザインのものを選びます。

だって、自分自身が商品だから。

ケーキ屋さんがクリームで仕上げをしたり、料理でハーブをあしらったりするのと一緒です。

見せる→魅せるにしないとなぁ、って思うから。

 

 

化粧自体が好きかどうかって訊かれると、毎日は面倒くさい。

おしゃれするのも、毎日は面倒くさい。

ただ、どっちもすると、相手のためでもあるんだけれど、まず、なにより自分の気持ちがあがるんですよね〜(なので、戦闘服って呼んでいます)。

質とかデザインもあるけれど、私の場合は、まずは色かなぁ。

赤や青、黄色とったはっきりとした鮮やかな色が好き。

こういうのを身につけると、気持ちがぐんとあがります。

ただ、なんせ面倒くさいので、スタイリストをお願いしたい、のが本当のところ。

 

 

そもそも仕事をするのに化粧は必要か?

ケースバイケースだと思うんです。

必ずしも必要ではない。

ただ、本人の意思よりも相手ありき、なんですよね〜。

これが問題。

対外的には、女性が化粧をすることが社会通念のようになっているから仕方ないかな、と思うけれど、対内的にはすっぴんでもいいんじゃないの、って思うんですよね〜。

もちろん、化粧したい人はしていいんですよ。

でも、面倒だな、したくないな、って人もいる。

だから、化粧すべし、みたいなのから解放してもいいような気がする。

(きれいな恰好して、仕事もがっちりしろ、ってのは矛盾がある、と思います)

 

 

ナチュラルメークにしろ、SNSにあがっているすっぴんにしろ、どっちにしろ化粧してるんでしょ。

「化粧しないと外に出られない(休みの日でも)」って声もあったりして、一度すり込まれたものって、なかなか外せないもんだなぁと感じます。

“大人の女性は化粧して然るべき”をかなぐり捨てていいんじゃないかな〜。

“化粧が必要なときもあればいらないときもある”そのくらいの加減でいいんじゃないかな〜。


私、アリシア・キーズのように“化粧しません!宣言”はしないけれど、“ひとりひとり自由でいい”という考え方にはおおいに賛同するのであります。

www.huffingtonpost.jp