書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

お飾りとしての英語(および外国語)は必要か?

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テレビではさほどではないのに、ラジオのパーソナリティーとして大好きなのが、クリス・エヴァンス(俳優ぢゃないよ!)。

iPlayerなんて便利なものがあるので、BBCが聞けるんですよねぇ。

しかも過去1カ月に遡って。おまけにタダで、なんてほ〜んとありがたい。

クリスは、BBC Radio2で朝の放送を担当しています。これが楽しいんだな!

 

ながらだし、気になったことに戻ってまで聞いたりはしないので、電話の向こうの女性が旅行ジャーナリストなのかアーティストなのか、何ものなのか忘れちゃったけど、日本を旅行中で、短い間おしゃべりをするってことがありまして。

・日本では英語が通じない

・マスクをしている人はまばら(これ、本当に奇異、というか恐怖に映るよーです)

・電車やバスが時間通りに来る

な〜んてことを話してまして。

 

 

日本で英語が通じない、ってのは嫌みのように言っているわけでも、残念、って思っている風でもなく、ただただ淡々と。

日本人が英語が苦手ってのは日本では当たり前となっているけれど、イギリス人もそー思ってる、ってことを改めて確認。

 

 

英語ってことで、私がずうううう〜っと思っていること。

標識とか、そういう公共性の高いものでは英語併記が必要だな〜って思っているけれど、明らかに日本語の読者や視聴者を対象にしている雑誌や本、ラジオやテレビの放送で、ちょろっとだけ英語使うことあるでしょ。

あれって必要?

その理由が、かっこいいから、日本語だとしまらないから、ってきくとぎゃふんだわ。

 

私個人としては、な〜んか恥ずかしい。

日本語だけだとデザインが決まらない、ってのは作り手側の怠慢でしょ!って思うけど。

そしてえてして、そういうことを得意気にしている人に限って英語ができない。

だからスペル合ってる?とか聞いてくる。知らないなら、そして日本語スピーカーが対象なら日本語でやればいいのに。

このコンプレックスたるや! なんだかなぁ〜って気分になります。

わかってて、ギャグでやってれば、それはあっぱれ!だけど。

 

 

イギリスのアパレルブランド「Superdry極度乾燥」とか、変なタトゥーとかTシャツの日本語とか笑ってるけど、それ以上の、知らないがゆえの恥ずかしいこと、もっといっぱいやってるのに、ねぇ。

 

あっ、「Superdry極度乾燥」はこ〜んなのです(↓(ちょっと情報が古いけど))。

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