書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

考えて、考えて、考え中!

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イギリスの食文化をライフワークとしており、仕事のひとつともしている私は、ときどきイギリスの食(おもに菓子)についての講座の講師を務めることがあります。

先月、2016年9月22日(木・祝)も重要文化財 旧下関英国領事館山口県下関市)で

イギリス菓子講座“知る! 食べる! イギリス菓子っておいしい ~ケーキ編~”の講師をつとめました。

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告知が開示されるやいなや満席になりました(1日で定員に達しました)。

すぐさま連絡が入り、急遽、大きい部屋をご用意いただき、定員を増やしましたが、キャンセル待ちが出ていた状況もあり、これまたすぐ満席に。

結局、あいにくながら、キャンセル待ちは解消できず。

 

今回、参加できなかった方がいらしていただけるよう、早めに次の講座を開催しようと、現在、画策中です。

 

 

同じように、イギリス菓子の講座、今年、2月21日(日)、ドイツ食品普及協会さん(東京・人形町)を会場に、「イギリス菓子にみるドイツ」を開催。こちらもすぐ満席になり、急遽回数を増やし、1回から2回にした経緯があります。

 

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ご参加くださった方々ありがとうございます。

ご参加いただけなかった方々、本当に申し訳ございません(どうすればいいのか思案中です)。

 

 

これらのことを体験し、とても不思議に思っていることがあります。

なぜ、すぐに満員になるのか?

 

会場の魅力、というのはあるでしょう。

でも、きけばどちらもいつもいらっしゃる方ばかりではない模様。

なので、これだけでは説明がつかない。

私? どうみても、そこまでの吸引力があるとは考えられない

(まず、知名度があるわけでないし、露出しているわけでもないし)。

 

一番はテーマかな、とは思っていますが、でも、

すぐさま飛びつくような内容なのか?

広く一般に受ける内容なのか?

は大いに疑問。

 

2月のときは、あらっ!ぐらいの気持ちだったのですが、9月もすぐ満席となる状況は、会場やテーマが違うとはいえ、もはや、あらっ!ではないか、と。

 

とにかく申し訳ないのを、次は改善したい、と強く思っていて、そのためには理由を知る必要があるのですが、これ!といったものに、まだたどり着いていないのです。

その理由がわかれば、定員を増やし着席の仕方を変える、現状のまま回数を増やす(定期開催)など、やり方を導けるのに。

 

ずっと理由を探し続けています。

なぜって、同じテーマでやるにしろ、求められることを提供したいから。

自分の持っている情報と求められていることをできる限り一致させたいのです。

そのためにもなぜ?を繰り返しています。

 

また、講座でいらした方の声を受け、取り組もうと思っていることがあります。

思いもがけなかったことなので、こういうのも、直にお客さんにふれあって話を聞いたからこそ、です。