書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

なりふりかまっちゃいられない!

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先日、こんな記事(↓)を投稿したら

ricorice.hatenablog.com

ど、ど、どーしたの?と知人から連絡が。

 

事件発生から時間が経ち、気持ちも収まり、

「いやぁ〜、構成を決めて、原稿もほぼ書き終えて、ほとんど形になっていて、あとは確認って案件が、急遽取り止めになったんだよね〜」

「えっ!」

「びっくりでしょ。もっとびっくりなのは、支払いの話。クライアントさんからはごくごく少額しか支払われず、その仕事の元締めの制作会社はない袖は振れない、みたいになって、当初予定していたギャランティの三分の1にも満たない額になったの」

 

まったくもって笑えない。

去年の今ごろは、あらかじめ見積もりを出して合意していたにも関わらず、いざ支払いの段になって、クライアントが渋っちゃって、ってギャランティが半分になったんだよね〜。

 

 

ビジネスを継続させるのは、利益なくしてありえない!

自営業とはいえ、私も自分という会社の取締役であるわけで。

非常にマズいなぁ〜。

マネジメントの資質が問われちゃうよ。

 

 

見積もり出して合意して最後の最後にひっくり返す、とか、

制作が、あとは内容確認の段階になって中止にする、とか、

どう防げばいいんだろう?

どっちの信頼していた人からの紹介の仕事だったから安心していたんだけれど。

その安心がよくなかったのか、

関わる会社の財政状況や経営のあり方、仕事のスタンスをもっとしっかり見極めて、仕事を受けるべきだったのか。

(スタートしてまだまだこれからならともかく、経営状態がよくない会社やなあなあな体質のところとはつきあわない方がいいのは、まったくもってその通り!)

 

起こったことは起こったことで、それ以上でもそれ以下でもない。

腹は立つけれど、だからってどうしようもないものはどうしようもない。

勉強したとはまったく思っていないけれど、同じことは繰り返してはいかん!のです。

 

こーゆーのマスメディアの仕事だとよくあること、って言われるけれど、

そんなぼんやりした慣習には、まっとくもって納得できない!

(訴訟を起こすって手もあるんだけど、ね)

相手はそういうもんだと思っているので変わらないだろうから、

であれば、どうすれば労働に対する真っ当な対価を得ることができるのか、

自分のスタンスを変えて挑まないと、ね。

現実をしっかり検証して、今後の対策を練らないと!

 

 

なわけで、絶賛、仕事受け付け中です!

・情報発信のサポート(ネットメディアや冊子制作など)

・飲食店のアドバイス(商品開発、店舗設計、東京&福岡の事情(全く違う)とか)

・雑誌、書籍、冊子、ポスター、ウェブメディアetcの企画、構成、執筆

・イギリスの食についての知識提供(試食作りもOK)

・英語あれこれ

 

すっかり営業だわ!

っと、実際のところ、今、バタバタしているんだけど、種は蒔いとかないと、ねっ!