書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

正解はひとつじゃないのよ

f:id:ricorice:20161004192022j:plain

以前はそうはしていなかったのですが、数年前に、私はブログ(これじゃなくって以前からやっている方ね(↓))のコメント欄を閉じ、FBの投稿の仕方を変えました。

ricorice.exblog.jp

とりわけブログはマニアックなことをやっているせいか、ん〜、もう、訊く前にぐぐってよ! それに情報はタダじゃない、時間も奪うわけだし、お金とるよ!といった内容のものがぐっと増えたから。

FBもわけわからない人が絡んできたりして、面倒だなぁ、という心境に陥ったのも同じ頃。

 

これらの事象、ブログのPV(ブログそのものではなく、記事ひとつひとつに対してのアクセスの総数)が万単位を超えてしばらく経ったときで、見える世界が変わったように思えます。

私は、インタラティブなコミュニケーションを常にやることが向いていない、いえ不向きというよりも負担に感じるようになったんです。

 

楽しくないと続けられない。

 

そんなわけで、自分が無理しないよう方向転換を図りました。

なもんで、FBは今は業務連絡、といった形になっています。そっけないけど、まあ、こんなことありましたよ、こんな情報拾いましたよ、活動もしてますよ、ぐらいは伝えたいな、と思って。

 

これ、あくまで私のケース。

毎日たくさん届く、ブログやFBのコメントにちゃんと応えている方もいらっしゃいますから。

私にはそれができない、ってこと。

 

 

自前のネットをどう使えばいいのか、よく相談を受けるのですが、

私の例を持ち出したように、状況にも時代にもその人の性格にもよります。

正解はひとつじゃない。

やってみて、こうじゃない、ああじゃない、とそのときの自分に合ったやり方に修正していけばいいのです。

 

そのとき大事なのは、自分が楽しくなければ続けられない、ってこと。

無理してやると、それって反映されるんです、読む方には分かっちゃうんだな。

ネットの使い方ほど、コレ!ってマニュアルがないものはありません。

試しながら楽しみながら、っていうのが長続きするコツだと思います。