書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

こんなところに電源が!

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よく近くを通るものの、しばらく改装中で、久しぶりに訪ねたファストフード店(オーダーしたものがすぐに出てくるわけじゃないのでファストフードじゃないけど)。

コーヒーチェーンを自分のオフィスのごとく使うノマドってわけではないのですが、それでも、予定と予定の間に中途半端に時間があいたり、籠って仕事をしていて気分転換したいときには、ラップトップを抱えて出かけたりします。

 

この日もそんな1〜2時間、ぽっと時間があいたので、飛び込んだのが前述のファストフード店。

特にコーヒーがおいしい、とかってわけじゃないけれど、接客が好感が持てるので(出過ぎず、いい頃合いの距離感。笑顔ってのもいい)、ついつい利用しちゃうのです。

改装後だけあって、以前より明るく清潔感ある店内になった模様。

 

っと、目の前に低い壁を作ったカウンター席には電源があるじゃないの!

助かるなぁ、うれしいなぁ。

この店に電源があるとはまったく期待していなかったので、喜びも倍増!

 

周囲を見ると、電源カウンターに腰掛けているのは、やはり仕事をしている人たちが大半。

そうだよね〜、とひとり納得したのでした。

 

新店や改装した店すべてに電源を設置しているのかどうかは不明。

だけど、このお店の場合は、大きな駅に隣接したビルに入っているから、なんだろうな。

 

このファストフード店、カフェスタイルの店も展開していまして(アルコール類やスイーツを提供)、

2週間前に東京・有楽町で夕食をとったあと、

はちきれんばかりにお腹がいっぱいでなかったら、

すぐ近くにあったこの店に〆に1杯/甘いもので寄っていたかも。

 

一本どっこでかたくなに自らの道を貫くのもいい

(とはいえ、見た目同じでもマイナーチェンジはしているけれど)、

でも、こんな風に時代の動きを柔軟によみとって変化していく、っての、大事だなぁ、と感じたのです。

 

それには、固定概念を、

この場合だと、うちはファストフード店だから、っていうのを

自ら破るっていくのが長く続く秘訣のひとつなんだなぁ、としみじみ。

身につまされる自営業の私でした。