ねえ、一体何がしたいの?
ブログをチェックして欲しい、
慣れるまでFBページの発信を手伝って欲しい、
といった案件を受けることがあります。
このとき、私のような外部の人間ができるのはサポート。
知識であったり技術であったりを提供し、その代替としてお金をいただき、困ったことを解決していきます。
このとき、“こうしたいんだ!”という思いを教えてもらわないと、困っちゃうんですよね〜。
そして、実のところ、これがないことが少なくないんですよね〜。
たとえば和菓子屋さんの場合。
アピールしたいのが、“販売している商品をもっと知って欲しい”のか、“お店の長い歴史を見てほしい”なのか、“非常にすばらしい和菓子職人さんが手がけている”なのか、“配達や注文がきめ細かい”のか、それによって見せ方がまったく変わってくるんですよ〜。
その見せ方を考えるのは、われわれの仕事。
でも、それは“こうしたいんだ!”という発注側の思いがあってこと。
“こうしたいんだ!”という思いは、家の建てるときの、いわば土台や骨組み。
これがぐらぐらしていると、壁を塗ったり、扉をつけたり、をいくら頑張っても、なんだかうまくいかないんです。
話をきくと、勧められたから“とりあえずやっている”ってことがインターネットメディアの場合、多いんです。
“こうしたいんだ!”と思うところがないと、周囲の人間はもっとぼんやりしたなかで手がけるから、結果、漫然としてしまうという。。。