書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

残念なホームページが、なんとまあ多いことよ!

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雑誌の仕事では、企画に沿って取材先選びから携わることが多い。

飲食店であれば行ったことのあるお店を思い出したり、ほかの雑誌や本を参考にしたり、もちろんネットで情報を探すこともあります。

 

そうして取材にこぎ着けることができたら、取材の前に、そして後に、そこのお店のウェブサイト(ホームページ)やここ数年だとFBページを、基本的な店舗データの拠りどころにします。

そんなとき、実は意外と多いのが、取材で教えてもらう情報とウェブサイトで掲載されている内容が違っていること。

 

どういうことかっていうと、例えばこんなこと。

・営業時間を3カ月前から延長したんですよね

・このメニュー、もうおいていないんですよ

・ランチセットの値段を変えたんです、とか

 

もちろんこちらは取材にうかがっているので、そういうことも含めて情報を収集するのですが、ちょっと残念だなぁ〜って感じるんです。

 

というのも、今、お客さんもネットの情報みて行くでしょ。

きっかけは雑誌とか本とか口コミとかテレビやラジオかもしれないけれど、いざ実際に足を運ぶときってネット頼りな方が大半だと思うのです。

 

最悪の場合、定休日が変わっていたらどーなるか。

足を運んだのに、休みだったってなると、そのお客さん、もう行かないかもしれない。

いくら料理がおいしくってサービスがよくってもね。

 

ウェブサイトやFBページなどネットメディアは作ったら始まり。

メンテナンスをかけていかないといけないんです。

ついつい後手に回りがちだけれど、こういう些細なこと、とても大事です。

そして基本的なことって、意外と忘れがち。

 

情報にブレがないと、このお店きちんとしてるなぁ、とは実際のところ思われないのがつらいというか、モチベーションがあがるきっかけにならないところ。

なぜって、それって当然のことと思われているから、なんですよね〜。

でも、逆にブレがあると、おいおい!って印象になっちゃうんのが、なんとも残念なところ。