書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

英語あれこれ

英語のコロンとセミコロンはどう使い分ける?

英語を扱うときにいつも、どっちだっけ?とわからなくなっていたことに コロン(:)とセミコロン(;)の使い分けがありました。 どっちもドットが2つ縦に並んでいるように見えますが、 ・コロン(:)はドットが上下に2つ ・セミコロン(;)は上がドットで下…

外国語にも敬語は存在するし、人を見極める判断材料にも使われるし

ここのところ、続けざまに、 「結局、英語(外国語)は通じればいい」 という発言をする方々に遭遇しまして。。。 今ってそういう風潮なの? 学校教育もそうなの? 私の持論からは大きくかけ離れます、これ。 数日弾丸で、バックパッカー的な旅行に行くなら…

世に出す前にプロの目を通してくださ〜い!

“お飾りの英語・撲滅キャンペーン”な私です。 どーゆーこと? こーゆーこと(↓)。 例1. アイスコーヒー/Ice Coffee(正しくはIced Coffee) 例2. ピアス/Pierce(正しくはPierced earrings。英語圏だとピアスが前提となっているので、Earringsでも可。※pi…

“grammable(グラマブル)”という言葉は日本でも浸透するか?

“ググる”が市民権を得て随分と経ちます。 ご存知のように、検索エンジンGoogleからきた言葉で、 “検索する”という意味。 グーグルという音感が日本語の動詞にも置き換えやすく、ググるとなった次第。 (どーでもいいけど、私はネットスケープが好きだったな…

雰囲気として英語を使う気持ち悪さ

私がイギリスに渡ったのは30歳過ぎて。 私がイギリスのクッカリーコースに行ったのは30代後半。 言語は習得が若ければ若いほどいいと言われていて、それは否定しませんが、年齢を重ねて英語圏に身をおいたからこそよかったこともあります。 それは、体系立て…

時代が変われば評価も変わる!

忘れもしません、私が自分のコンピュータを手に入れたのは1995年。 マッキントッシュがモデムを搭載したマシンを販売する、というので、 インターネットすごい! こんな画期的なことってあったかしら!と熱にうかされたような状態だった私は、待ってました!…

いつだって学べる、その気さえあれば

今もたいして変わらないけれど、私、本当にバカでねぇ。 子どもの頃に観た『プロポーズ大作戦』やら『ラブ・アタック』やらで、大学生ってアホで楽しそうでいいなぁ、と思い、かつ、モラトリアムというわけで、当時はまだ大学の授業料が高くなく、かつバイト…

「んっ? 信用してるから、いいよ」

最近、どころか、これまで言われた言葉のなかで一番うれしかったかもしれません。 思わず、涙が出そうになっちゃいましたよ。 すごいよね〜、全面的に信頼をおいてもらえるって。 英語にすると、 I rely on you. このonがミソで、委ねている感じがよく表現さ…

アルファベット表記でピタッとくる名前が大事になる

私はモダン建築が好きです。 夢見るコンクリート、夢見る近未来。 英語ではbrutal buildingsと呼ばれますが、私自身は、brutal is beautifulという解釈です。 こっちは私の仕事のメインではないので、積極的にビシバシといかないものの、昔はル・コルビュジ…

がっかりされると、こっちががっかりしちゃうよ

2016年も終わり、ということで、今年、別ブログ(このブログを開設する前から続けている、もうひとつのブログ(↓))でよく読まれた記事を再掲載します。 ricorice.exblog.jp※時制のみ、現在に調整していいます。 ******** (2016年3月11日(金)) …

インフォメーションの略は?やQにあらず

1〜2年前、日本国内の某美術館/博物館を取材したときのこと。 「上のフロアから見ると?(Qだったかなぁ)って分かるようにデザインしたんです」と。 へえ〜。 ?ってことは学芸員さんがいて、質問に答えてくれるコーナーになってるんだ〜、今どきの美術館…

会話への姿勢がそもそも違う、からだろーな

ちょっと前だけれど、オードリーの若林がラジオで言っていたこと。 「外国人ってなんでえんえんしゃべってんの?」 公園にいるカップルやカフェにいる人たちの姿を見て、不思議に感じたらしい。 何をそんなにしゃべることがあるんだ、と。 あっ、そうね、そ…

年賀状にはA Happy New Year!、じゃないのだ

そろそろ年賀状を、という方も多いでしょう。 大事なビジネスツール、という向きも多いでしょう。 私は、“自主的”年賀状はやめたので、と〜ってもラクチンです、わはは! (っと、いただいたものはお返事しますよ〜) 感触としては減ってきたように思えます…

口角を上げることは相手を受け入れる意思表示

道を歩いているとき、駅にいるとき、私は外国人に話しかけられることが多い。 う〜ん、なんでかな? と思っていて、はっ、と思いいたったこと。 目が合ったときに口角を上げているんです、私。 これは、こんにちは、ぐらいの意味だけれど、もっと広く深いと…

クリスマスはX’masじゃないよ

ハロウィーンも終わり、いよいよ年末に向かってまっしぐら!な日々となります。 年末年始といえば、クリスマス(イヴ含む)、大晦日、お正月と大きな祝祭日が続きます。 今やすっかり日本でも当たり前となったクリスマス。 英語だと、ChristmasもしくはXmas…

Please とThank youはマジックワード

イギリスの食のことをライフワークとして仕事としてやっているので、英語は欠かせないツールです。 特に読む、こと、聞く、ことについては毎日ふれています(情報を得るために)。 英語を習得するにあたっていろんな考え方があり、私は、 “あるレベルから上…

お飾りとしての英語(および外国語)は必要か?

テレビではさほどではないのに、ラジオのパーソナリティーとして大好きなのが、クリス・エヴァンス(俳優ぢゃないよ!)。 iPlayerなんて便利なものがあるので、BBCが聞けるんですよねぇ。 しかも過去1カ月に遡って。おまけにタダで、なんてほ〜んとありがた…

なりふりかまっちゃいられない!

先日、こんな記事(↓)を投稿したら ricorice.hatenablog.com ど、ど、どーしたの?と知人から連絡が。 事件発生から時間が経ち、気持ちも収まり、 「いやぁ〜、構成を決めて、原稿もほぼ書き終えて、ほとんど形になっていて、あとは確認って案件が、急遽取…

実力は貨車にのってやってくる

今から30年ほど前、私は高校生で、自由な(というか野放しというか)学校でのびのびとした学校生活を送っていました。 先生もいろんなタイプの人がいて、高校3年生のときの現国の先生が、授業を、教科書に沿ったことをあんまりしないで、漫談ばかりする初老…

読書は大事だなぁ〜、と痛感するこの頃

私は、文章を読んだり書いたりするよりは、データや数字を眺める方が断然好き。 ライターとしての仕事だと書くのが仕事。 今のところほとんどが日本語なので、四苦八苦しながらも母語ゆえなんとか。 英語は日常生活に困らない程度なのだけれど、読み書きが得…

語学はやった量に比例する

外国語を習得するには、レベルに応じてやり方が変わってきます。 その国で対等とまではいわないけれど、ある程度ちゃんと扱ってもらうためには、1にも2にも文法が大事!というのが私の持論です。 数学の方程式みたいなもので、体系的に学ぼうとするとこれほ…