書くこと
ライティング(執筆)も私の仕事の一部で、 コピーライティングやタイトル命名の短いものから、メニューやアイテム、店紹介、調理や製菓技術、経営などを掘り下げてきく話、 ルポルタージュ(調べもの)や書籍1冊の聞き書きまで、 出版からウェブ、広告まで…
知り合いのパン屋さんのFB投稿で知りました。 50年続いた東京・下北沢のパン屋さん「アンゼリカ」が今月末、7月31日をもって閉店。 1990年代、よく行きました、私。 togetter.com 池波正太郎が行った店だそうですが (池波正太郎と味覚が違うし、そもそも時…
子どもの頃の移動は小さなものだったけれど、 それでも幼稚園、そして保育園、小学校は3つ、高校は学区外だったことが影響しているのか、 地元感覚、帰属意識が希薄です。 どこにいても、片方の目ともう片方の目で違う世界を見ているような。 人生で一番長い…
目にするたび、耳にするたびに違和感を覚える言葉に 「ユニーク」 があります。 割り切って使い分ければいいのでしょうが、ふんぎりがつかずぐらぐらしているので、自分では極力使わないようにしています。 ユニークは英語から来た言葉で、uniqueと綴ります…
資料として、テレビ番組を観ていたときのこと。 忙しいを意味するのに 「せわしい」 という表現がなされ、ひっかかりました。 ん? 「せわしない」じゃないの? このテレビ番組番組、九州制作のもので、 そういえば、以前、九州の方がビジネスメールか文書だ…
先日、情報提供協力をした企画があり、そこから支払いの通知が。 同日、これから、もしかしたら携わるかもしれないプロジェクトのすり合わせで、 「ライターの仕事というのは、執筆自体は、全体の5%ぐらいの労力で、むしろ調べものや校正(固有名詞とか年号…
SNSで発信できる、ってことは不特定多数の人に見られる、ってことです。 それに対して無自覚だなぁ〜、ってことをよく目にします。 これが命取りになりかねないのに。 例えば、自分の姉妹が第二子を懐妊した場合。 うれしくって投稿、これ自体は悪いことはな…
“ググる”が市民権を得て随分と経ちます。 ご存知のように、検索エンジンGoogleからきた言葉で、 “検索する”という意味。 グーグルという音感が日本語の動詞にも置き換えやすく、ググるとなった次第。 (どーでもいいけど、私はネットスケープが好きだったな…
私はテレビをおいていないので、車のCMでサビの部分が流れているってのを知らなかったのですが、 先週後半のある日、ラジオから2回流れて来て、そのキャッチーなメロディーと意表をつく歌詞で、その気はなかったのにソッコーで覚えてしまいました。 レキシの…
これ、良記事(↓)。 prtimes.jp 3つの点が優れているなぁ、と感じます。 企画全体に流れる予定調和を無視 テレビ番組にその傾向は顕著ですが、結論ありきで話が進められるんですよね〜。 (2年ぐらい前だったか、NHKの週末の朝の番組で“民泊”をテーマに議論…
見たり聞いたりするたびに違和感を感じる言葉に“ドキュメント”があります。 これって、“ドキュメンタリー”じゃないの? 私の認識だと、 ・記録文書や書類 → ドキュメント ・記録映像 → ドキュメンタリー(同時に、“ドキュメント”が形容詞化したもの) で、実…
“イギリスの食”や“情報発信サポートやアドバイス”の方がおもしろい! ってこともあり、もともと営業らしい営業はしたことがないのだけれど、それに輪をかけここ数年は、編集やライティングの仕事は、声をかけてもらっても、なんか違うな〜と感じたものは断っ…
『People Make Places』 届いてから気づいたんだけど、直接購入って手もあったのね。。。 この本の存在を知り、アマゾンをチェックすると在庫なし/取扱いなし。 そのうち入るだろう、とたかをくくっていたけれど、私のチェックのタイミングがずれていたのか…
たま〜にですが、托鉢の方に遭遇することがあります。 寺院に行かずとも僧侶の方がわざわざ出向いていらっしゃる、そんなありがたい機会を得たように思え、そのときの財布の中身次第ですが、1度の食事代ぐらいのお布施をします。 すると、「施財の偈」を唱え…
以前、こちらの記事(↓)を書いたら、反響が大きく、ひらかなや漢字の使い分けって迷いつつ、もしくは知らずに使っている人が多いんだなぁ、と認識。 ricorice.hatenablog.com この「ください」「下さい」に通じる部分も大きいのが、今回取り上げる 「いただ…
卒業式〜入学式の時期になると、いつももぞもぞしていまいます。 それは、東京大学を形容するのに大学の中のトップの意味で“最高学府”を使うこと。 それをマスメディア自ら積極的にに使っていて、それを見るたびに、ううううう〜ん、な気分に陥ってしまいま…
新聞を定期的にとらなくなったのは、イギリスから帰国した2001年。 ネットでニュースが拾えるようになったし、それでもときどきは駅の売店やコンビニで買ったりしていました。 それが、今では、たま〜にしか買わなくなって、出張先のホテルや帰省したときに…
このブログのほかに、ライフワークであるイギリスの食についてのブログを運営しており、毎日両方のブログに記事を投稿しています。 1日最低2つは記事をアップしている、ってことです。 ricorice.exblog.jp これ、気づいた方は感心なさいます(えへへ)。 そ…
偶然か必然か。タイミングとか縁とかって不思議だなぁ〜。 1カ月前ほどにたまたま会った知り合いの方と他愛ない話をしていて、「情報発信のサポートとか、ライティングのアドバイスとか、メディア攻略とか、今の私は、こっちをきちんと構築しないといけない…
うちはテレビをおいていません。 今どきのテレビは、みたいな高尚な理由ではなく、単に地デジに移行する時期と引っ越しのタイミングが重なり、何事も “なきゃないで(なければないで)” と思っていて、そのまま5年以上経過。 今に限ったことではなく、これま…
人間100%の気持ちになることなんてないのですが、 でも、肝心なことは言い切った方がいい。 ブログのタイトルとか、文章のまとめとか。 ここに“私はこう思います”とか“私はこう考えます”っていう言葉は不要。 (本来は本文にも要らない、のですが、これはな…
ネットメディアにふれていると、つくづくコピーライティングの世界だなぁ、と感じます。 わかりやすいのがブログ。 ブログはタイトルがすべて、と言っても過言ではありません。 なぜかって。 自身が検索やサーフィンするときのことを思い出してみてください…
私は、情報発信サポートにしろ、食の編集・ライティングにしろ、イギリスの食研究にしろ、いずれにしろ食関連の仕事がメインです。 ここのところ本当に多用されるようになったなぁ、と思うのが、 “こだわり” という言葉。 “こだわりの食材” “こだわりのメニ…
これまで出版にしろ広告にしろ、紙にしろウェブにしろ、大きなくくりではマスメディアにいて、今もそこで仕事をしていて、 自身のライフワークのイギリスの食という仕事もするようになり、 そこに新しく “情報発信サポート(SNSの発信方法、ブログのタイトル…
私、電話が苦手です。 突然かかってきて時間を搾取される。 考えごとをしていたらいったん思考が打ち切られる。電話を切って、それをもとに戻すのに時間がかかる。。。 (なので、ときどき電話がテロに思える。。。) 自分がこんなだからかけるのも苦手。 な…
文章を書くときに、漢字かひらがなかカタカナか、迷うことは多いもの。 あえて使い分けをすることもありますが、実はルールとして決まっているものがあります。 漢字とひらがなの使い分けが明確なもののひとつが 「下さい」と「ください」。 例をみてみまし…
つくづく昨今の若者のコミュニケーション能力の高さに驚く。 ひと言でいうとスマート。 仕事だとメールでのコミュニケーションが主体になり、これがめっぽう上手い。 具体的にどういうことか、というと、 ・要点を整理して伝える ・必要事項がわかりやすくま…
ブログを続けるメリットは、 ・以前に書いた記事が埋もれない(検索エンジンでひっかかる) ・エントリーが蓄積することでどういう人(/会社/サービス)か案内できる ・自分で発信したいことを発信できる などとさまざまですが、もしかしたら一番大きいのは…
自分が“どう思う” “どう考える”といった主旨の文章ならともかく、 例えば飲食店レポートがわかりやすく、状況を綴るときは、目に見えるものを言葉におきかえます。 ・おいしいお好み焼き これは主観であって、読む方にはわからないんですよね。 ・ふっくらと…
文章に書くのにこなれてくると(な気がしますが)、 ・同じ言葉の繰り返しを避ける を意識するようになります。 たとえば、 “疲れている” を表現するのに、 “疲れた” “疲労困憊” “帰宅するとすぐにベッドに直行” といった具合に。 この ・同じ言葉の繰り返し…