読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ディレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

そのひと言が命取りになる

SNSで発信できる、ってことは不特定多数の人に見られる、ってことです。 それに対して無自覚だなぁ〜、ってことをよく目にします。 これが命取りになりかねないのに。 例えば、自分の姉妹が第二子を懐妊した場合。 うれしくって投稿、これ自体は悪いことはな…

“grammable(グラマブル)”という言葉は日本でも浸透するか?

“ググる”が市民権を得て随分と経ちます。 ご存知のように、検索エンジンGoogleからきた言葉で、 “検索する”という意味。 グーグルという音感が日本語の動詞にも置き換えやすく、ググるとなった次第。 (どーでもいいけど、私はネットスケープが好きだったな…

家督かKATOKUか、世襲制かSESHU-SEIか

私はテレビをおいていないので、車のCMでサビの部分が流れているってのを知らなかったのですが、 先週後半のある日、ラジオから2回流れて来て、そのキャッチーなメロディーと意表をつく歌詞で、その気はなかったのにソッコーで覚えてしまいました。 レキシの…

噛み合わないことも、ありのままに開示するのがこれからのやり方

これ、良記事(↓)。 prtimes.jp 3つの点が優れているなぁ、と感じます。 企画全体に流れる予定調和を無視 テレビ番組にその傾向は顕著ですが、結論ありきで話が進められるんですよね〜。 (2年ぐらい前だったか、NHKの週末の朝の番組で“民泊”をテーマに議論…

映像や音声を伴っても“ドキュメント”なの?

見たり聞いたりするたびに違和感を感じる言葉に“ドキュメント”があります。 これって、“ドキュメンタリー”じゃないの? 私の認識だと、 ・記録文書や書類 → ドキュメント ・記録映像 → ドキュメンタリー(同時に、“ドキュメント”が形容詞化したもの) で、実…

しわ寄せは外部、つまりフリーランサーにくるって話

“イギリスの食”や“情報発信サポートやアドバイス”の方がおもしろい! ってこともあり、もともと営業らしい営業はしたことがないのだけれど、それに輪をかけここ数年は、編集やライティングの仕事は、声をかけてもらっても、なんか違うな〜と感じたものは断っ…

待つこと数カ月(1年近く?) やっと入手!

『People Make Places』 届いてから気づいたんだけど、直接購入って手もあったのね。。。 この本の存在を知り、アマゾンをチェックすると在庫なし/取扱いなし。 そのうち入るだろう、とたかをくくっていたけれど、私のチェックのタイミングがずれていたのか…

修行って言ってるけど、大半は修業なんじゃないの

たま〜にですが、托鉢の方に遭遇することがあります。 寺院に行かずとも僧侶の方がわざわざ出向いていらっしゃる、そんなありがたい機会を得たように思え、そのときの財布の中身次第ですが、1度の食事代ぐらいのお布施をします。 すると、「施財の偈」を唱え…

「いただく」と「頂く」と「戴く」と

以前、こちらの記事(↓)を書いたら、反響が大きく、ひらかなや漢字の使い分けって迷いつつ、もしくは知らずに使っている人が多いんだなぁ、と認識。 ricorice.hatenablog.com この「ください」「下さい」に通じる部分も大きいのが、今回取り上げる 「いただ…

最高学府って東大“だけ”じゃないよ

卒業式〜入学式の時期になると、いつももぞもぞしていまいます。 それは、東京大学を形容するのに大学の中のトップの意味で“最高学府”を使うこと。 それをマスメディア自ら積極的にに使っていて、それを見るたびに、ううううう〜ん、な気分に陥ってしまいま…

新聞で一番おもしろいのは書評

新聞を定期的にとらなくなったのは、イギリスから帰国した2001年。 ネットでニュースが拾えるようになったし、それでもときどきは駅の売店やコンビニで買ったりしていました。 それが、今では、たま〜にしか買わなくなって、出張先のホテルや帰省したときに…

私がブログを続けていることを本気でほめてくれる人たち

このブログのほかに、ライフワークであるイギリスの食についてのブログを運営しており、毎日両方のブログに記事を投稿しています。 1日最低2つは記事をアップしている、ってことです。 ricorice.exblog.jp これ、気づいた方は感心なさいます(えへへ)。 そ…

つながる、つながる、つながる!

偶然か必然か。タイミングとか縁とかって不思議だなぁ〜。 1カ月前ほどにたまたま会った知り合いの方と他愛ない話をしていて、「情報発信のサポートとか、ライティングのアドバイスとか、メディア攻略とか、今の私は、こっちをきちんと構築しないといけない…

メイプル超合金のカズレーザーに首ったけ!

うちはテレビをおいていません。 今どきのテレビは、みたいな高尚な理由ではなく、単に地デジに移行する時期と引っ越しのタイミングが重なり、何事も “なきゃないで(なければないで)” と思っていて、そのまま5年以上経過。 今に限ったことではなく、これま…

迷っても言い切る方がいい

人間100%の気持ちになることなんてないのですが、 でも、肝心なことは言い切った方がいい。 ブログのタイトルとか、文章のまとめとか。 ここに“私はこう思います”とか“私はこう考えます”っていう言葉は不要。 (本来は本文にも要らない、のですが、これはな…

ブログはタイトルが命。これで読まれるか読まれないかが決まる

ネットメディアにふれていると、つくづくコピーライティングの世界だなぁ、と感じます。 わかりやすいのがブログ。 ブログはタイトルがすべて、と言っても過言ではありません。 なぜかって。 自身が検索やサーフィンするときのことを思い出してみてください…

「こだわり」という言葉を私が軽々しく使わない理由

私は、情報発信サポートにしろ、食の編集・ライティングにしろ、イギリスの食研究にしろ、いずれにしろ食関連の仕事がメインです。 ここのところ本当に多用されるようになったなぁ、と思うのが、 “こだわり” という言葉。 “こだわりの食材” “こだわりのメニ…

相談して、そして相談された日

これまで出版にしろ広告にしろ、紙にしろウェブにしろ、大きなくくりではマスメディアにいて、今もそこで仕事をしていて、 自身のライフワークのイギリスの食という仕事もするようになり、 そこに新しく “情報発信サポート(SNSの発信方法、ブログのタイトル…

今どき電話のコミュニケーションは“絶対”ではない

私、電話が苦手です。 突然かかってきて時間を搾取される。 考えごとをしていたらいったん思考が打ち切られる。電話を切って、それをもとに戻すのに時間がかかる。。。 (なので、ときどき電話がテロに思える。。。) 自分がこんなだからかけるのも苦手。 な…

知ってた? 「ください」と「下さい」は違うってこと

文章を書くときに、漢字かひらがなかカタカナか、迷うことは多いもの。 あえて使い分けをすることもありますが、実はルールとして決まっているものがあります。 漢字とひらがなの使い分けが明確なもののひとつが 「下さい」と「ください」。 例をみてみまし…

メールコミュニケーションは若者に学べ!

つくづく昨今の若者のコミュニケーション能力の高さに驚く。 ひと言でいうとスマート。 仕事だとメールでのコミュニケーションが主体になり、これがめっぽう上手い。 具体的にどういうことか、というと、 ・要点を整理して伝える ・必要事項がわかりやすくま…

アウトプットすることで“ぼんやり”が“はっきり”する

ブログを続けるメリットは、 ・以前に書いた記事が埋もれない(検索エンジンでひっかかる) ・エントリーが蓄積することでどういう人(/会社/サービス)か案内できる ・自分で発信したいことを発信できる などとさまざまですが、もしかしたら一番大きいのは…

絵を描くように文章を書く

自分が“どう思う” “どう考える”といった主旨の文章ならともかく、 例えば飲食店レポートがわかりやすく、状況を綴るときは、目に見えるものを言葉におきかえます。 ・おいしいお好み焼き これは主観であって、読む方にはわからないんですよね。 ・ふっくらと…

たり、たり、たりたりら〜ん

文章に書くのにこなれてくると(な気がしますが)、 ・同じ言葉の繰り返しを避ける を意識するようになります。 たとえば、 “疲れている” を表現するのに、 “疲れた” “疲労困憊” “帰宅するとすぐにベッドに直行” といった具合に。 この ・同じ言葉の繰り返し…

編集とは削ぎ落とす作業である

雑誌にしろ、本にしろ、ウェブにしろ、 編集っていうのは、いろんなものをあれこれ詰め込むって思われがちなのですが、 結果として、これは逆効果。 “何でもあり”は、“何にもなし”だから。 何をうたいたいか、一番言いたいことは何か、強味のあるセールスポ…

が、が、が、が、が、の連射に注意せよ!

自分のだけでなく、人の文章に目を通すのが私の仕事の一部です。 多用されていて惜しいなぁというものがいくつかあり、これもその一例。 “が” ん?と思われるかもしれませんね。 文章と文章のつなぎ言葉の“が”です。 例を出しますね。 昨日は雨が降っていた…

インスタグラムと私

インターネットやコンピュータ導入はぐっと早かったものの、スマホデビューは遅かったな。 そもそも電話が苦手なもんで、携帯電話もやむなく持つにいたったぐらいだし。 そして、単機能高性能の機器が好きだから、というのも理由として大きい。 オーブンレン…

まずは一歩踏み出すこと、これだけで半分やったも同じ

イギリスの食についての仕事で、私のもうひとつのブログ「イギリスの食、イギリスの料理&菓子」(の記事)をうろうろしているときにぶつかったタイトルがこれ。 デリア・スミス曰く「本を眺めているだけでは料理の腕は上達しない」 ricorice.exblog.jp デリ…

もう迷わない! かぎかっこはこうやって使う

タイミングって重なるもので、 仕事上でそういう質問を受け、また自分の実績を整理する必要があり、で こういうことって困惑する人が多いんだな〜、と感じたこと。 それは表記の仕方。 書き出したらきりがないのですが、今回は “かぎかっこ” について。 「」…

とにかく一心不乱に書く、まずはそこから

仕事としてライティングをするとき。 書くことそのものは、全体のごくわずかな割合で(↓)、それ以外のことに大半の時間を割きます。 ricorice.hatenablog.comでは、果たして書くときに、どうやって文字を紡ぎ出しているか。 ・熟考しながら書く ・安定した…

編集者がいない!から見えること

イギリスの食研究とか、情報発信のサポート(アドバイス)とかもやっているけれど、私のキャリアのなかで一番長く、かつ今も続けているのが 編集者 という仕事です。 でもね、編集者(長)って仕事って、すごおくイメージしにくいんじゃないかって感じます。…

書くことのマッシュアップってあんのかな?

キュレーションサイトの1円ライター問題(↓)。 ricorice.hatenablog.com はっと気づいたこと。 そういえば映画だって音楽だってふんできた道よねぇ。 パクリなのか、コラージュやマッシュアップになるのかの境目って、作品として昇華させられるかどうか、な…

1円ライターは1円ライターのままだよ

これ、思わず私が言い放った言葉。 人と会っていて例の1円ライターに話題がのぼったときのこと。 bylines.news.yahoo.co.jp どういうことか。 例えば、レストラン評論家になりたいとします。 でも、ファインダイニングは当然高いですよね。おまけにそれなり…

だからぁ、ライターの仕事の大半は書くことじゃないんだってば

ライターにまつわる世間の大きな勘違い3つ。 ・好きなことを書く ・自己表現できる ・書くのが仕事 すべて違いますっ! ・好きなことを書く 違います。 雑誌にしろ、ウェブにしろ、テーマが決まっています。テーマに即したものを客観性をもって書くのがライ…

とんでもないことでございます

以下、グチ。読まなくていいです。 この言葉、耳にすると、どこかに、ほんの少し反抗したい気持ちがむくむくとわき上がるのです。 とんでもございません これ、2007年には文化審議会の「敬語の指針」により、敬語として問題ない、と認められています。 日本…

総菜か、総菜か、それが問題だ

先日、ライターとしての仕事をした際、またしてもうっかりしちゃった! そこでの統一表記(雑誌や書籍などでは、漢字にするか、漢字ならどの字を使うか、ひらがなにするか、カタカナにするか、固有名詞や特例を除き、全体を通して同じものを使います)は、 “…

今どきの高校生のメールコミュニケーション能力がすごい!

たま〜に高校生とメールでやりとりをすることがあるのですが、 その方のメールコミュニケーション能力の高さに、ただただ驚く! たじたじ。 ・要件が端的 ・こちらの気持ちを喜ばせる ・話題の切り替えがうまい ・要件が端的 は、日時、場所、理由など必要事…

キーワードは“東京ドーム○個分”

たとえば新しいアミューズメントパークができたとき。 それを伝える報道で、“東京ドーム○個分”ってのよく耳にしません? “東京ドーム○個分”ってのが、果たして大きさを想像しやすい例えかどーかはおいておいて、 なぜこういうことになるのか、とてもよくわか…

抹消したい言葉ベスト(ワースト?)3

聞いてて読んでて、うんざりする言葉、3つ。 抹消するか、別の言葉にそっこーで置き換えたい! 1. 女子(力) いい大人をつかまえて女子って!(絶句) そんなこと言われて喜んでいるおばさん(以上)の気がしれない。 私は実際におばさんなんで、おばさん扱…

お飾りとしての英語(および外国語)は必要か?

テレビではさほどではないのに、ラジオのパーソナリティーとして大好きなのが、クリス・エヴァンス(俳優ぢゃないよ!)。 iPlayerなんて便利なものがあるので、BBCが聞けるんですよねぇ。 しかも過去1カ月に遡って。おまけにタダで、なんてほ〜んとありがた…

間違いを指摘してくれる人がいるってありがたい

私はおっちょこちょいです。 せっかち、というより、ちゃかちゃか。落ち着きがない、かもしれない。 なので、うっかりミスがしょっちゅうです。 気をつけないとなぁ、と自覚はあって、そうすると、細かいところは目を皿にようにしてチェックするのですが、す…

覚えておきたいのは“本文はグレー”ってこと

インスタグラムの出現によって、文章よりも写真、みたいなことを強調されたりもするけれど、これ、何も今に始まったことではありません。 私が、書籍や雑誌、小冊子などの編集/ディレクションの仕事を始めた四半世紀前にはすでに定石。 写真やキャッチコピ…

自分でもちゃらっとできそう!と思ったら大間違い

ときどき残念だなぁ〜、って思うこと。 文章を書くことって、誰でもできることです。 ブログやFBなどの個人の特性が強く出るものは、オーナーが書くことが、上手ヘタを飛び越えて、文章もやはり個性を打ち出します。 でも、たとえば、ウェブサイトのベーシッ…

ひとりの人に語りかけることが大勢の心をつかむ

個人メディアが自由にできるようになってきて、個人事業主とか中小企業のオーナーは、ブログをやった方がいい!というのが私の持論ですが(ブログってなにやってる人かどんな人かがわかる恰好のメディアです)、これを言うと、 「時間がない」 「ネタがない…

“おいしい”を伝えるには“おいしい”と言わない

感情を言葉で伝えるのに、思ったことではなく、情景や客観的事実で記す方が、よっぽど共感しやすい、って話。 たとえば、おいしい。 おみやげにいただいた漬物がとてもおいしかったとします。 「おいしいお漬物を食べました」「いただいたお漬物がとてもおい…

業界用語を使いたがるのはたいがいおバカさんである

食、に限らず、でしょうが専門のことをしていると、かくかくしかじか悩むことがあります。 どういう言葉がふさわしいか。 たとえば、惣菜。 実は活字になるときは、総菜の方が多いんです。 それは、一番大きな理由は“惣”が学校で習う漢字ではないから。 とは…

なりふりかまっちゃいられない!

先日、こんな記事(↓)を投稿したら ricorice.hatenablog.com ど、ど、どーしたの?と知人から連絡が。 事件発生から時間が経ち、気持ちも収まり、 「いやぁ〜、構成を決めて、原稿もほぼ書き終えて、ほとんど形になっていて、あとは確認って案件が、急遽取…

長けりゃいいってもんじゃない

感覚としては、10取材して、実際に使うのは1、それ以下かも。 であれば、決め打ちで1取材すればいいじゃないか、という声もあるかと思いますが、1を拾うために9が必要なわけでして。 わかりやすい例でいうと、写真。 いい写真を撮ろうとすると、何カットも撮…

書いたものを一晩寝かせる

ラフでも即効性のある記事がどんどんアップできることがインターネットメディアの魅力で、それは個人で発信するときも同じこと。 以前、“きれいな文章が心を打つわけではない”で記したように(↓)、 ricorice.hatenablog.com 体裁を整えた文章よりも、荒削り…

素直さって、つくづくむずかしい! 

先日、異業種の友人と数年ぶりに会いました。 彼はFBやブログを、どちらかは毎日やっているので、なんとなく近況や、そして考えてることなどが知れ、久しぶりの感じがしない。 きけばブログは5年、人にすすめられて始めて今にいたっているとのこと。 なんせ…