書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

仕事について

ブログの最大のメリットは、会う前にその人がわかること

私の場合、ダイレクションという立場で仕事をすることもあります。 企画に応じて、スタッフをお願いする。 というと、なんだかぼんやりしてわかりづらいかもしれませんが、 映画で配役を決める、とかそんな感じ。 バシッと決まったときは、予想以上に出来が…

自分が手がけたものは、自分でも買う

先日、びっくりされたので、逆にこっちがびっくりした件。 でき上がったものはもちろん見本としていただきますが、 それとは別に、私、自分が手がけたもの、書籍なり雑誌なり商品なり、 自分でも買います。 見本としてもらうのは作り手として。 自分で買うの…

身近に見えて、一見手が届きそうなものが、“いい”の基準なのね

身近なところで、手に届きそうな(でもなかなか届かない)ものを “いい!”って思うんだなぁ。 改めて、認識。 先日、18歳の女性に仕事を手伝ってもらい、 ちょっと時間があいたので、そうだ!と資料を渡して、以下のことを依頼。 「いいな、って思うものにふ…

10年近くぶりの邂逅となるか?

付き合いのある会社の方から連絡が入り、 「うちのこの仕事、10年近く前になさったんですよね。がっちり携わってらしたんですよね」 確かに。 当時のご担当の方は、すでその会社をお辞めになって数年経っているし、 ご連絡をくださった方は詳細をご存知ない…

「図書館で本を借りて読みました!」には感謝しかない

今の家は、生まれて(のべ)18番目の住まい 引っ越しを幾度となく経験済ゆえ、モノはなるべく持たないようにしています。 が、メディア(編集、ダイレクション、企画・構成、ライティングetc)に関わる仕事柄、またフリーランスということもあり、 ほってお…

餅は餅屋なわけですよ、どうしても、ね。

私はフリーランスで、どこにも属していなくって、 プロジェクトによってはチームで仕事をするけれど、 だからといってずっと顔を突き合わせるわけではない。 なあなあが好きじゃないってのはあるものの、意識的にそうしているわけではないのだけれど、 そも…

アウトプットすると自分の思っていることが客観的に見える

あ〜、またやっちゃった! 打ち合わせで、出版社のご担当の方、アートダイレクターさんと制作指揮の私とで、 企画の基盤となる共通認識のすり合わせの際のこと。 肝心なことはあらかじめ文書で回していたので、 その上でチェックしておくことや、実際に目で…

久しぶりの人とチームを組むのも刺激的!

自分が制作指揮(映画でいうと監督に該当)をとるとき、 責任も負うけれど、裁量を任され、ダイレクション&オーガナイズするのは醍醐味。 デザインを誰にお願いしようか、カメラマンさんどうしようか、といった企画に沿った(かつ、いい意味で裏切ってくれ…

制作スタッフは生産者と同じ。どんどん顔出しすべし!

自分の、自分だけの仕事を作りたいなぁ、そのためにはまずは自分の持っている情報をアウトプット、発信することだなぁ。 できるところから着手しようと、ブログの毎日更新をするようにしたのが2012年春。 それはイギリスの“現在進行形”の“リアル”な食情報(…

出会いも企画もどこにでもある、それと気づけば

書籍では自分から企画を持ち込むこともあるけれど、 雑誌やウェブのパーツなどでは、 ・こうしたらいいんじゃない ・こういうのもあるんじゃない がそのまま、またはそれに端を発して具現化することもそしばしば。 企画って突拍子もないこと、って思いがちだ…

これはまったく笑えない、校正あるある

いやぁ〜、実に身につまされる。 しょっちゅうはないのですが(しょっちゅうだと困る)、 これと似たような経験、何年かに一度は経験しています。 キングコング西野氏の本の帯において、 ダブルクォーテーション・マークを「洋モノ」から「和モノ」にして欲…

思いがけないうれしいことが糧になる

メディアの仕事に関わるようになって、 書籍にしろ、ネットメディアにしろを眺めるのは、大なり小なり仕事の側面があります。 資料用だったり、自分の引き出しを増やしたり。 純粋にじっくり読んで楽しむ、ってのは、一般読者だからこそできることで、 仕事…

編集者とは何だろう?

全然関連性がないのに、仕事が集中したり(その逆も然り)、似たような話題が続いたり。 こういうことよくあります。 先日、人と会うごとにそんな話になったのが、 “編集者がいない。そもそも編集者とはなんぞや” うむむ。 編集者ってわかりづらいので、私は…

あてのないブレストほど楽しいものはない!

気づいてしまった。。。 書籍やプロジェクトのダイレクション、はたまたトータルアドバイザー的な仕事は映画でいうと監督。 裁量も責任も任されるから。 片や、ライティングやパーツの編集といった仕事は映画でいうと役者。 後者の場合は、私のスタンスは、…

アンゼリカ(東京・下北沢)閉店と記録に残すということ

知り合いのパン屋さんのFB投稿で知りました。 50年続いた東京・下北沢のパン屋さん「アンゼリカ」が今月末、7月31日をもって閉店。 1990年代、よく行きました、私。 togetter.com 池波正太郎が行った店だそうですが (池波正太郎と味覚が違うし、そもそも時…

目に見えないもの、情報や知識はタダじゃないよ、って話

先日、情報提供協力をした企画があり、そこから支払いの通知が。 同日、これから、もしかしたら携わるかもしれないプロジェクトのすり合わせで、 「ライターの仕事というのは、執筆自体は、全体の5%ぐらいの労力で、むしろ調べものや校正(固有名詞とか年号…

結局、いいもの、社会に貢献できるものだけが生き残る

ちゃんと対価を得る、というのはもちろん前提として大事なんだけど、 だからといって目先の自分の利益とか、すぐに儲かるに走るのは違うと思っていて、 大仰な言い方になっちゃうけど“社会に貢献できる”ってこと、 それは、欲しいなと人々が感じている情報や…

プロジェクトごとにプロが集まる、ゆるいつながりで

まだどーなるか???ではあるのですが、 ご紹介をいただいて、これから立ち上げるというプロジェクトの顔合わせに行ってきました。 本音を言うと、乗り気じゃなかったんです。 というのも、情報を扱う仕事って目に見えないせいか、ぞんざいに扱われるから。…

1位を獲りにいく! いつもそう思ってるよ

書籍が出版される経緯やタイプはいろいろあります。 とりあえず、今、これが売れてるから本にしよう、とか、この人のネームバリューで、ってのはよくあるもので、話題本として取り上げられるのもこの類。 企画も通りやすい。 これはこれでいいのだけれど、私…

いよいよ始動。新しいわくわくが止まらない

『ドイツパン大全』制作が終わるタイミングで、次の書籍のプロジェクトがいよいよ始動となり、 先日、第1回目の撮影が終了! ふだんは、それぞれがそれぞれの持ち場で仕事をしてる人たち、 監修の方、カメラマン、ライター、出版社の編集担当者 が集まって、…

みんながこうだからこうあるべし!の時代ではなくなった(万歳!)

メディアをはじめ、発信する側はこのことを真摯に受け止めたらいいと思う(↓)。 headlines.yahoo.co.jp 村上春樹がどーのこーのではなく、煽り商法はもう賞味期限を迎えたってこと。 “話題のベストセラー”とか、映画の“ハリウッドが感動” “全米が涙”とかも…

立場が真逆になって初めて見えること

私のやっている仕事のなかで一番長いのが編集(制作指揮、映画でいうと監督)。 裏方の総本山ともいえる仕事で、企画を立てあれやこれやお願いするという流れ。 そこには取材も含まれ、当然、取材する立場となります。 仕事を長くやっていいると、また、イギ…

おあいにくさま。もう献本はしない

本日、6月5日『ドイツパン大全』発売です! (私は編集、制作指揮、映画でいうと監督という立場で仕事をしました) で、本を作ったら、次は売る!の段階に入るわけでして。 数年前までは、興味をもってくれそうな雑誌や新聞に、新刊紹介や書評として取り上げ…

本を作った次は、売る! 商業出版である以上やっぱり売れて欲しい!

やっとお目にかかれました『ドイツパン大全』。 発売日が6月5日なので、ひと足早く手に取って見ることができるのは(数少ない)制作サイドの特権ということで。 これまではページごとにみていたものがこうやって本という形に収まり、ついに初見。 手前味噌な…

結局、当たり前のことをていねいにきちんとやる、なんだなぁ

news.yahoo.co.jp web-tan.forum.impressrd.jp 先日まで224ページある本の最終段階、つまり校正にかかっていました。 この手の仕事をするときに んも〜っ! 時代はこんな進んでいるのに、いつまでこんな家内工業制作業をせねばならんのだ! “てにをは”や文字…

数打てばうまくなる!のは間違いないので

ふと目に留まったのは、プロの美容師になるためにご協力を、みたいな謳い文句。 廉価でカットやカラーリングモデルになってください、ってこと。 予約不要で、空きがあれば、ということで、 訊けば大丈夫ですよ〜、ただ慣れていないので終わりの時間は確約で…

うまくいっているときは物事は一見淡々と進んでいる

制作の現場というと、とかく戦場のごとく バッタバタでやいのやいのやっているイメージがあるかもしれませんが、 私の場合はフリーランスで分業でやってるから、ってのもありますが、 こういうのは違うかなー、と。 わさわさやっていると傍目には仕事してい…

世に出す前にプロの目を通してくださ〜い!

“お飾りの英語・撲滅キャンペーン”な私です。 どーゆーこと? こーゆーこと(↓)。 例1. アイスコーヒー/Ice Coffee(正しくはIced Coffee) 例2. ピアス/Pierce(正しくはPierced earrings。英語圏だとピアスが前提となっているので、Earringsでも可。※pi…

手が離れると同時に次が始まるので、改善しつつ!

終わった〜っ! 責了! 企画が通ってかれこれ1年。ダイレクションを担っている書籍の仕事が終わりましたっ! 刷り見本があがってきて、 色味と最終校正をして。 で、校正は4回目でこれまで手を抜いているつもりはなかったけれど、 見るたびに朱字が入る悲し…

屋号をつけるってほんっとむずかしい!

昨年末、名刺を一新する際に、ダイレクション(&デザイン)をお願いした 同業者(編集者・ダイレクターね)の方に 屋号つけた方がいいよ、 とアドバイスされ、そのときは、う〜ん、ぐらいのものだったのですが (というのも、名刺作りの軸はそこではなかっ…