書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

仕事について

うれしいことは連続する(その逆もあるけどね)

2001年より成り行きからフリーランサーを続行中な私。 フリーランサーに一番大事な要素は、楽観的であること(次いで健康であること)、な気がますます強まっています。 100%確実な安心なんてないわけで、不安な要素を探し始めたらキリがない。 自分で頑張…

食べきれなかった料理を持ち帰る

日本だとね〜、断られること少なくないんですよね〜。 飲食店で食べ残した料理の持ち帰り。 特に生もの、刺身とかを扱っているところであれば気持ちはわかる (でも、持ち帰るのは焼いたり揚げたり、火を通したものだけどね)。 クレイマーも少なからず存在…

カタカナを使うことはそんなにかっこいいのか

世の中に氾濫している英語(もどき)表現が気持ち悪いし、 会議などでカタカナをちりばめられちゃうとなんだかなぁだし。 もちろん日本語にバシッと当てはまらない言葉はあって、 それは仕方なく、それだけでもそれなりに量はあるので、 それ以外の言葉は誰…

体系的に総合的に、進めたいんだけどなぁ

今年、2017年6月に、編集(実質、編集長というか、映画監督みたいな立場というか)で関わった書籍、『ドイツパン大全』。 自分が携わったものはかわいい、大変だった分、思い入れも強く、終わった今でも、ドイツパンときくとやっぱり気になります。 で、こん…

私たちはどうやって生きるのか

編集、研究という仕事柄、紙媒体、書籍の資料を求めることが多く、 そこには古いものも含まれるのですが、 残念なことに絶版になっているケースも少なくない。 丹念に作られ、資料性が多いものがあるのに、それは残念なことです。 絶版になったけれど、埋も…

モノにしろ情報にしろ、基本の考え方は一緒だな

「仕入れるときはいつも、なじみだったり架空だったり、それはそのときどきですが、 こういうお客さま、それも具体的に ○歳ぐらいで、こういう仕事をして、こういう体型で、こういう仕事をしていて、 といったことをイメージしているんです」 これ、モノを売…

それは理由にならないんじゃないかな

私の場合、ダイレクター(制作指揮)の立場にいるときは、仕事を発注するし、 いちエディター、ライター、アドバイザー、イギリスの食専門家の立場のときは仕事を受注します。 仕事ゆえ、お金が当然絡んできます。 受注するとき、最初にお金の話しないところ…

少し離れたところにいる人との仕事って心地いいかも

現在進行中の仕事のひとつが、 いつもと勝手が違う方々とのプロジェクトがありまして。 近からず遠からずの業界、 なぜか私の場合、がっぷり組むのは図らずも年齢が近い人が多いなかで、 ひとまわり若い方と一緒に進めています。 年齢はさほど気にしないのだ…

全体を貫く構成、俯瞰の視点に欠けるなぁ

これ、仕事だけじゃないと思うのですが、 細かいパーツに目がいき、それが得意な人はたくさんいるけれど、 全体を見渡して、その基盤となる構成、となると、苦手な人が多い気がします。 街作りで得てして発生する、 ひとつひとつは悪くないのだけれど、ひと…

まとめることは編集者の仕事の第一義じゃない!

はああああ??? ってなことがありまして。 出版業界が不振とされる原因のひとつは、間違いなくこれだよなぁ。 それは、 編集者の仕事は、 まとめること、できればそつなく、だと思っている編集者がいること (もっともこの場合、いち編集者というより、(…

働き方、ってそもそも上から与えられるものなの?

プレミアムフライデーとか働き方改革とか、 こーゆーの容れ物(制度)ばっかり整えてもなぁ、 と思っているのですが、 そもそも、働く側って、本当に変えたい、って思ってるのかな? ストライキもなければボイコットもなければ、 労働組合の活動が活発になっ…

環境が全然違うのに、同じ土壌に立つ必要はない

マルコ・ピエール・ホワイト。 かつてはイギリスを代表するフランス料理のシェフで、現在はレストラン経営者。 33歳のときに、ミシュラン最年少、イギリス初の3つ星をもたらした伝説のシェフです。 天才と称される人が、時にそういう傾向にあるように、 彼も…

ブログの最大のメリットは、会う前にその人がわかること

私の場合、ダイレクションという立場で仕事をすることもあります。 企画に応じて、スタッフをお願いする。 というと、なんだかぼんやりしてわかりづらいかもしれませんが、 映画で配役を決める、とかそんな感じ。 バシッと決まったときは、予想以上に出来が…

自分が手がけたものは、自分でも買う

先日、びっくりされたので、逆にこっちがびっくりした件。 でき上がったものはもちろん見本としていただきますが、 それとは別に、私、自分が手がけたもの、書籍なり雑誌なり商品なり、 自分でも買います。 見本としてもらうのは作り手として。 自分で買うの…

身近に見えて、一見手が届きそうなものが、“いい”の基準なのね

身近なところで、手に届きそうな(でもなかなか届かない)ものを “いい!”って思うんだなぁ。 改めて、認識。 先日、18歳の女性に仕事を手伝ってもらい、 ちょっと時間があいたので、そうだ!と資料を渡して、以下のことを依頼。 「いいな、って思うものにふ…

10年近くぶりの邂逅となるか?

付き合いのある会社の方から連絡が入り、 「うちのこの仕事、10年近く前になさったんですよね。がっちり携わってらしたんですよね」 確かに。 当時のご担当の方は、すでその会社をお辞めになって数年経っているし、 ご連絡をくださった方は詳細をご存知ない…

「図書館で本を借りて読みました!」には感謝しかない

今の家は、生まれて(のべ)18番目の住まい 引っ越しを幾度となく経験済ゆえ、モノはなるべく持たないようにしています。 が、メディア(編集、ダイレクション、企画・構成、ライティングetc)に関わる仕事柄、またフリーランスということもあり、 ほってお…

餅は餅屋なわけですよ、どうしても、ね。

私はフリーランスで、どこにも属していなくって、 プロジェクトによってはチームで仕事をするけれど、 だからといってずっと顔を突き合わせるわけではない。 なあなあが好きじゃないってのはあるものの、意識的にそうしているわけではないのだけれど、 そも…

アウトプットすると自分の思っていることが客観的に見える

あ〜、またやっちゃった! 打ち合わせで、出版社のご担当の方、アートダイレクターさんと制作指揮の私とで、 企画の基盤となる共通認識のすり合わせの際のこと。 肝心なことはあらかじめ文書で回していたので、 その上でチェックしておくことや、実際に目で…

久しぶりの人とチームを組むのも刺激的!

自分が制作指揮(映画でいうと監督に該当)をとるとき、 責任も負うけれど、裁量を任され、ダイレクション&オーガナイズするのは醍醐味。 デザインを誰にお願いしようか、カメラマンさんどうしようか、といった企画に沿った(かつ、いい意味で裏切ってくれ…

制作スタッフは生産者と同じ。どんどん顔出しすべし!

自分の、自分だけの仕事を作りたいなぁ、そのためにはまずは自分の持っている情報をアウトプット、発信することだなぁ。 できるところから着手しようと、ブログの毎日更新をするようにしたのが2012年春。 それはイギリスの“現在進行形”の“リアル”な食情報(…

出会いも企画もどこにでもある、それと気づけば

書籍では自分から企画を持ち込むこともあるけれど、 雑誌やウェブのパーツなどでは、 ・こうしたらいいんじゃない ・こういうのもあるんじゃない がそのまま、またはそれに端を発して具現化することもそしばしば。 企画って突拍子もないこと、って思いがちだ…

これはまったく笑えない、校正あるある

いやぁ〜、実に身につまされる。 しょっちゅうはないのですが(しょっちゅうだと困る)、 これと似たような経験、何年かに一度は経験しています。 キングコング西野氏の本の帯において、 ダブルクォーテーション・マークを「洋モノ」から「和モノ」にして欲…

思いがけないうれしいことが糧になる

メディアの仕事に関わるようになって、 書籍にしろ、ネットメディアにしろを眺めるのは、大なり小なり仕事の側面があります。 資料用だったり、自分の引き出しを増やしたり。 純粋にじっくり読んで楽しむ、ってのは、一般読者だからこそできることで、 仕事…

編集者とは何だろう?

全然関連性がないのに、仕事が集中したり(その逆も然り)、似たような話題が続いたり。 こういうことよくあります。 先日、人と会うごとにそんな話になったのが、 “編集者がいない。そもそも編集者とはなんぞや” うむむ。 編集者ってわかりづらいので、私は…

あてのないブレストほど楽しいものはない!

気づいてしまった。。。 書籍やプロジェクトのダイレクション、はたまたトータルアドバイザー的な仕事は映画でいうと監督。 裁量も責任も任されるから。 片や、ライティングやパーツの編集といった仕事は映画でいうと役者。 後者の場合は、私のスタンスは、…

アンゼリカ(東京・下北沢)閉店と記録に残すということ

知り合いのパン屋さんのFB投稿で知りました。 50年続いた東京・下北沢のパン屋さん「アンゼリカ」が今月末、7月31日をもって閉店。 1990年代、よく行きました、私。 togetter.com 池波正太郎が行った店だそうですが (池波正太郎と味覚が違うし、そもそも時…

目に見えないもの、情報や知識はタダじゃないよ、って話

先日、情報提供協力をした企画があり、そこから支払いの通知が。 同日、これから、もしかしたら携わるかもしれないプロジェクトのすり合わせで、 「ライターの仕事というのは、執筆自体は、全体の5%ぐらいの労力で、むしろ調べものや校正(固有名詞とか年号…

結局、いいもの、社会に貢献できるものだけが生き残る

ちゃんと対価を得る、というのはもちろん前提として大事なんだけど、 だからといって目先の自分の利益とか、すぐに儲かるに走るのは違うと思っていて、 大仰な言い方になっちゃうけど“社会に貢献できる”ってこと、 それは、欲しいなと人々が感じている情報や…

プロジェクトごとにプロが集まる、ゆるいつながりで

まだどーなるか???ではあるのですが、 ご紹介をいただいて、これから立ち上げるというプロジェクトの顔合わせに行ってきました。 本音を言うと、乗り気じゃなかったんです。 というのも、情報を扱う仕事って目に見えないせいか、ぞんざいに扱われるから。…