書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

仕事について

メールの件名は大事! 気をつけよう

今やメールは仕事に欠かせない連絡手段で、 もちろん頻繁にチェックしているわけだけど、 「メール送ったんですけど〜」という電話がかかってきまして。 定期的にやりとりがあるわけじゃなく、 最後に連絡を取り合ったのは2年前だったかなぁ。 慌てて探した…

限られた環境にいると、やり方を工夫せざるをえない

現在、食書籍3冊を同時進行でプロデュースしておりまして。 監修の方、カメラマン、デザイナー、版元のご担当者etc みなさん東京なのに、私だけが遠く離れたところに住んでいるので、 おいそれをすぐに顔を合わせられない。 ある本については、 監修の方に実…

あっ、そうか! 当たり前のことって意外と気づかない

ズバリのテーマで踏み込んで取材するときはもちろんだけれど、 ひとりのシェフに監修をお願いして書籍を作るとき、その場合は脇をかためる意味合いで、 いかに店を継続するか、つまり経営の話になります。 私とて個人事業主ですから、 そうだったか!と膝を…

感謝!これも縁だなぁ、なんてじわじわと

それまで、本にしろ雑誌にしろ、東京のレストランガイドや持ち帰りグルメの編集や執筆は作ったことあったけれど、 店やメニュー紹介といったガイドものではなく、本格的に厨房に入り込んだり細かく話をきいたりしての食情報の取材をするようになったのは、20…

チャンスを逃している、のかもしれないけれど

2011年7月に長年暮らした、大学進学を機に20年以上過ごした東京を離れました。 私の場合、 ・イギリスの食研究家 としての顔もありますが、おもな収入源は、 ・メディアの仕事 です。 ・メディアの仕事 とはわかりやすく言うと、書籍や雑誌、ウェブ、純粋な…

拾うよりも捨てるほうがむずかしい

現在、3冊の食書籍のディレクション(映画で言うと監督)をしておりまして、 校正(内容チェック)の段階に入ると、目の前の大量なページを日々とにかくこなすこなす、ですが、 なんせ長期戦ですから、それまでは亀の歩みのようにじわじわと進める、という状…

1年がかりの撮影が無事終了

今年、2018年は3冊以上の食書籍のディレクション(プロデュース、映画で言うと監督)を抱えており、 そのうちの1冊、予定通りいけばいちばん早く発刊される書籍の撮影が無事終了しました。 何年も前に提出した企画が通り、最初の顔合わせ&打ち合わせをした…

なぜ取材をするのか、ってこと

取材して記事にして、というのを長いことやっているので、 取材ってどーやってやるの? って訊かれることがあります。 私は人の取材のやり方をみたことはないんだけれど、 私自身の目に見える工程としてはこんな感じ。 1. 企画意図の把握 2. 取材骨子の構築…

こんなことってあるのねぇ、な日でした

私は仕事の場では、理不尽な仕打ちをされたとき以外は、温厚、です(本当です!) 怒んないよね〜、って言われるぐらいです(本当です!) その理由は明快。怒ったところで問題は解決しないから。 むしろ怒ると、見た目、というよりも、心理的にこじらせるだ…

思いがけない形で、ときどき読者の方に出会う

書籍の仕事の場合、私は制作指揮(映画で言うと監督)の立場であることが多く、 企画立案、構成などから関わり、執筆はすることもあったりしないこともあったり(そのときの状況で。監修兼著者がいたり、この人に執筆してもらおう、という場合は書いてもらい…

過剰な盛りは、もはや要らない

些細なつながりを、あたかも関連が深いように大きく扱う。 カズオ・イシグロを日本人として、もてはやしたのがいい例。 余計な演出を施してスポーツ中継をどっちらけにする。 関係のないお涙頂戴物語を差し込むのがいい例。 先日、取材を受けた案件の内容確…

感謝! 感謝! です

いわゆる営業とか売り込みとかをほとんどしたことがなくって、 それは世に出たもの(手がけた書籍だったりブログだったり)がそのまま営業ツールだから。 ただ、仕事ってひとりではできなくって、 じゃあどういう人たちを仕事をしているかっていうと、 それ…

早く日本語対応してね!

数カ月前だったかなぁ、取材でご一緒した方に、仕事が終了してすぐに言われました。 「録音しないんですね」と。 以前は、保険で録音すること多かったのですが、 取材対象が取材慣れしている人でないと、ひるまれてしまうんですよねぇ。 そう説明すると、「…

こーゆーのを盗人猛々しい、って言うんだなっ!

私の場合、実際にやっていることはその内容によりそれぞれですが、 仕事の軸は“情報”です。 あるときは“企画”だったり、あるときは“構成”だったり、あるときは“アイディア”だったり、あるときは“経験値”だったり。 具体的な作業、たとえば進行管理や執筆など…

ふさわしい肩書きを模索中

自身の肩書き&プロフィールを提出する機会が立て続けにありまして。 こういう要請があると、客観的に自分の仕事を見ることができ、棚卸しができる、ので、なかなかに貴重な機会だなと痛感しています。 ・イギリスの食研究家 ・食の編集者、ダイレクター、ラ…

一生懸命は、心を打つ。なんとか協力したいと思う

書籍やウェブ、雑誌などのディレクションや企画や構成、執筆に関わる立場のときは、 ・取材する だけれど、イギリスの食研究家の立場のときは、 ・取材される ことが多く、180度まったく違う立ち位置となります。 私自身のキャリアとしては前者の方が圧倒的…

便利だけれど、たま〜に不便なメッセンジャー

プライヴェート、つまり仕事を離れたところだと、連絡手段はメッセンジャーの比率が高い私です。 仕事では、早く着いたので○○にいます、とか、もう少しで着きます、とかはメッセンジャーを使うけれど、メールの方が使用頻度が高い。 ダイレクション、つまり…

保存版! 知的財産の知識と考え方

特許庁から2017年11月に発表された 知的教材「デザイナーが身につけておくべき知財の基本」(↓) www.jpo.go.jp 役所に限らず、ですが、ニュースというのはとかく悪いことばかりが流れがちですが、 ちゃんとこんな仕事もやってるんだなっ! 「デザイナーが〜…

ごてごて飾り立てる、もしくは見た目を恰好よくすることがデザインじゃない

以前、すっきりした雑誌のデザインを見て、 「こんなの簡単。誰でもできる」と発言した編集者(あれもこれもごちゃごちゃ盛り込むばかりが能じゃない)。 以前、よくまとまった書籍のデザインを見て、 「テキストを流し込んでるだけじゃん」と発言したグラフ…

投資か贅沢か、それは私が決める

なんせ信者が多いので、わざわざ大声で公言したりはしないのですが、 私はディズニーやジブリの世界観が非常に苦手、はっきり言ってアンチです。 夢の国、子供は無垢(まったく逆だと私は思う)、みたいな前提に、ただただうなだれてしまう。 非日常を体験す…

自分のことを伝えるのって一番むずかしい

先日、ある方の掲載用プロフィールを書く必要があり、 あれやこれや訊くと、その方がしどろもどろになって、 同席していた方が助け舟を出してくださいました。 「いやぁ〜、自分のことってむずかしいですね!」 深く同意! 私もまったく一緒で、私の名前とプ…

うれしいことは連続する(その逆もあるけどね)

2001年より成り行きからフリーランサーを続行中な私。 フリーランサーに一番大事な要素は、楽観的であること(次いで健康であること)、な気がますます強まっています。 100%確実な安心なんてないわけで、不安な要素を探し始めたらキリがない。 自分で頑張…

食べきれなかった料理を持ち帰る

日本だとね〜、断られること少なくないんですよね〜。 飲食店で食べ残した料理の持ち帰り。 特に生もの、刺身とかを扱っているところであれば気持ちはわかる (でも、持ち帰るのは焼いたり揚げたり、火を通したものだけどね)。 クレイマーも少なからず存在…

カタカナを使うことはそんなにかっこいいのか

世の中に氾濫している英語(もどき)表現が気持ち悪いし、 会議などでカタカナをちりばめられちゃうとなんだかなぁだし。 もちろん日本語にバシッと当てはまらない言葉はあって、 それは仕方なく、それだけでもそれなりに量はあるので、 それ以外の言葉は誰…

体系的に総合的に、進めたいんだけどなぁ

今年、2017年6月に、編集(実質、編集長というか、映画監督みたいな立場というか)で関わった書籍、『ドイツパン大全』。 自分が携わったものはかわいい、大変だった分、思い入れも強く、終わった今でも、ドイツパンときくとやっぱり気になります。 で、こん…

私たちはどうやって生きるのか

編集、研究という仕事柄、紙媒体、書籍の資料を求めることが多く、 そこには古いものも含まれるのですが、 残念なことに絶版になっているケースも少なくない。 丹念に作られ、資料性が多いものがあるのに、それは残念なことです。 絶版になったけれど、埋も…

モノにしろ情報にしろ、基本の考え方は一緒だな

「仕入れるときはいつも、なじみだったり架空だったり、それはそのときどきですが、 こういうお客さま、それも具体的に ○歳ぐらいで、こういう仕事をして、こういう体型で、こういう仕事をしていて、 といったことをイメージしているんです」 これ、モノを売…

それは理由にならないんじゃないかな

私の場合、ダイレクター(制作指揮)の立場にいるときは、仕事を発注するし、 いちエディター、ライター、アドバイザー、イギリスの食専門家の立場のときは仕事を受注します。 仕事ゆえ、お金が当然絡んできます。 受注するとき、最初にお金の話しないところ…

少し離れたところにいる人との仕事って心地いいかも

現在進行中の仕事のひとつが、 いつもと勝手が違う方々とのプロジェクトがありまして。 近からず遠からずの業界、 なぜか私の場合、がっぷり組むのは図らずも年齢が近い人が多いなかで、 ひとまわり若い方と一緒に進めています。 年齢はさほど気にしないのだ…

全体を貫く構成、俯瞰の視点に欠けるなぁ

これ、仕事だけじゃないと思うのですが、 細かいパーツに目がいき、それが得意な人はたくさんいるけれど、 全体を見渡して、その基盤となる構成、となると、苦手な人が多い気がします。 街作りで得てして発生する、 ひとつひとつは悪くないのだけれど、ひと…