書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

メディアについて

「バスびより」Vol.13がおもしろい!

先日利用した長距離バスのポケットにあって、 何気なく眺めていたら、これがおもしろいのなんの! 「バスびより」 広島バスセンターが発刊している小冊子で、 私が手にしたのは、2017年6月1日付け、広島バスセンター60周年超特大号Vol.13。 バスを使って行け…

こういうことです、こういうことをやりたいんです、をよこさない人って。。。

時代は変わるし、かつての基準の延長線上のマスパワーってものが期待できないのは明白だけれど、 それでも、私がメディアに携わっていることを知っている人たちが、 ときに、むやみやたらに近づいてきます。 その最たるものが、「自分の本を出したい!」。 …

デイヴ、よくぞ言ってくれました!

細かい部分では、私の意見と違うところはあるけれど (日本のニュース番組のレベルが高いとは、私には到底思えない)、 本筋としては、そのとおり!なのが、 デイヴ・スペクターのこの意見(↓)。 www.dailyshincho.jp これ、テレビ番組だけじゃないよね、 …

自由に撮ってがんがんシェアしてください

かつては写真や文章を勝手に使われるのはちょっとなぁ、と思っていたのですが、 そんなことに対策を講じても意味ないんじゃないか、 むしろいいことでも悪いことでもがんがん使って(このとき出典元を入れてもらうとうれしい) 拡散してもらった方がいい、 …

制作スタッフは生産者と同じ。どんどん顔出しすべし!

自分の、自分だけの仕事を作りたいなぁ、そのためにはまずは自分の持っている情報をアウトプット、発信することだなぁ。 できるところから着手しようと、ブログの毎日更新をするようにしたのが2012年春。 それはイギリスの“現在進行形”の“リアル”な食情報(…

結局、熱量のあるものが訴えかけてくる

出版不況と言われて久しい(この一因は自分たちある、と私は思っていますが)。 現在、私は ・イギリスの食研究家 ・個人事業主や中小企業の発信サポート ・出版物や販促物、ウェブメディアにおける編集や執筆 といった仕事を生業をしていて、キャリアだけみ…

編集者とは何だろう?

全然関連性がないのに、仕事が集中したり(その逆も然り)、似たような話題が続いたり。 こういうことよくあります。 先日、人と会うごとにそんな話になったのが、 “編集者がいない。そもそも編集者とはなんぞや” うむむ。 編集者ってわかりづらいので、私は…

アンゼリカ(東京・下北沢)閉店と記録に残すということ

知り合いのパン屋さんのFB投稿で知りました。 50年続いた東京・下北沢のパン屋さん「アンゼリカ」が今月末、7月31日をもって閉店。 1990年代、よく行きました、私。 togetter.com 池波正太郎が行った店だそうですが (池波正太郎と味覚が違うし、そもそも時…

「30年後の谷根千」に出合う

子どもの頃の移動は小さなものだったけれど、 それでも幼稚園、そして保育園、小学校は3つ、高校は学区外だったことが影響しているのか、 地元感覚、帰属意識が希薄です。 どこにいても、片方の目ともう片方の目で違う世界を見ているような。 人生で一番長い…

みんながこうだからこうあるべし!の時代ではなくなった(万歳!)

メディアをはじめ、発信する側はこのことを真摯に受け止めたらいいと思う(↓)。 headlines.yahoo.co.jp 村上春樹がどーのこーのではなく、煽り商法はもう賞味期限を迎えたってこと。 “話題のベストセラー”とか、映画の“ハリウッドが感動” “全米が涙”とかも…

結局、当たり前のことをていねいにきちんとやる、なんだなぁ

news.yahoo.co.jp web-tan.forum.impressrd.jp 先日まで224ページある本の最終段階、つまり校正にかかっていました。 この手の仕事をするときに んも〜っ! 時代はこんな進んでいるのに、いつまでこんな家内工業制作業をせねばならんのだ! “てにをは”や文字…

トリコロールを彩った人たちはどこへ?

21年前の1996年6月から7月頭にかけての約1カ月、イギリスを旅行していた私。 このとき、何があったかというと、伊達公子選手のウィンブルドンでの活躍、ってのは日本でもっとも知られたイギリスでの出来事かもしれませんが(かく言う私もロンドンの友人宅で…

キャッチコピーって重要だな、と再認識した件

私は文章を読んだり書いたりよりも、数字やデータ、グラフを眺めたりしてアレコレ思いをめぐらせる方がよっぽど好きでして。 なわけで、もう、思わずじっくり読んじゃったじゃない(↓)。 www.garbagenews.net これ、雑誌の売上げ部数などを、ジャンル別にグ…

ジュリアン・アサンジュやチェルシー・マニング報道が無視される不気味さ

ジュリアン・アサンジュ/Julian Assange チェルシー・マニング/Chelsea Manning 誰それ?という方はぐぐっていただくとして、 立て続けに彼らについての大きな報道があり、 こういうのを日本のメディアが取り上げないのはもはや慣れ切っているけれど 普段や…

噛み合わないことも、ありのままに開示するのがこれからのやり方

これ、良記事(↓)。 prtimes.jp 3つの点が優れているなぁ、と感じます。 企画全体に流れる予定調和を無視 テレビ番組にその傾向は顕著ですが、結論ありきで話が進められるんですよね〜。 (2年ぐらい前だったか、NHKの週末の朝の番組で“民泊”をテーマに議論…

6次産業化は農業や漁業に限った話じゃない

私の仕事のキャリアでは、本や雑誌制作が一番長く、出版業界にずっと足をつっこんでいます。 私自身は、現在の出版業界の斜陽は、傲慢と怠慢が引き起こした、と思っています。 “紙媒体を世に出す”は軸のままでもいいのですが(本当は思い切って変えるのがい…

待つこと数カ月(1年近く?) やっと入手!

『People Make Places』 届いてから気づいたんだけど、直接購入って手もあったのね。。。 この本の存在を知り、アマゾンをチェックすると在庫なし/取扱いなし。 そのうち入るだろう、とたかをくくっていたけれど、私のチェックのタイミングがずれていたのか…

もう少し、もう少し、もう少しの歩みがもう少し

長い間、私の仕事の屋台骨となっている、(主に紙出版の)編集やライティングという仕事。 ここ5年は、もともと営業的なことはしていなかったけれど、ますますしなくなり、打診をいただいたものでも、う〜ん、違うな、という案件は断ったりもするという状況 …

新聞で一番おもしろいのは書評

新聞を定期的にとらなくなったのは、イギリスから帰国した2001年。 ネットでニュースが拾えるようになったし、それでもときどきは駅の売店やコンビニで買ったりしていました。 それが、今では、たま〜にしか買わなくなって、出張先のホテルや帰省したときに…

Momofuku, Lucky Peach and Ando(モモフクとラッキー・ピーチとアンドー)

アメリカ合衆国にはハワイしか行ったことがありません、私。 そもそも、アメリカ大陸に足を踏み入れたことがない。 私は食関連の編集やライティング、イギリスの食情報をしているので、多少なりとも情報は入ってくるけれど、それはまったくもってアメリカの…

「こだわり」という言葉を私が軽々しく使わない理由

私は、情報発信サポートにしろ、食の編集・ライティングにしろ、イギリスの食研究にしろ、いずれにしろ食関連の仕事がメインです。 ここのところ本当に多用されるようになったなぁ、と思うのが、 “こだわり” という言葉。 “こだわりの食材” “こだわりのメニ…

もはや写真はコミュニケーションツールである

最近読んで、ものすごおおおく納得した記事(↓)。 www.fuze.dj ここ数年、私がぼんやりと感じていたこと、 ricorice.hatenablog.com ricorice.hatenablog.com インフォグラフィックは大事だなぁ インスタグラム的なアプローチを紙媒体やほかで展開できない…

編集とは削ぎ落とす作業である

雑誌にしろ、本にしろ、ウェブにしろ、 編集っていうのは、いろんなものをあれこれ詰め込むって思われがちなのですが、 結果として、これは逆効果。 “何でもあり”は、“何にもなし”だから。 何をうたいたいか、一番言いたいことは何か、強味のあるセールスポ…

が、が、が、が、が、の連射に注意せよ!

自分のだけでなく、人の文章に目を通すのが私の仕事の一部です。 多用されていて惜しいなぁというものがいくつかあり、これもその一例。 “が” ん?と思われるかもしれませんね。 文章と文章のつなぎ言葉の“が”です。 例を出しますね。 昨日は雨が降っていた…

インスタグラムと私

インターネットやコンピュータ導入はぐっと早かったものの、スマホデビューは遅かったな。 そもそも電話が苦手なもんで、携帯電話もやむなく持つにいたったぐらいだし。 そして、単機能高性能の機器が好きだから、というのも理由として大きい。 オーブンレン…

時代が変われば評価も変わる!

忘れもしません、私が自分のコンピュータを手に入れたのは1995年。 マッキントッシュがモデムを搭載したマシンを販売する、というので、 インターネットすごい! こんな画期的なことってあったかしら!と熱にうかされたような状態だった私は、待ってました!…

新しい名刺、完成!

昨年末からとりかかっていた、新しい名刺作り。 ようやくデザインが完成し、あとは印刷!という状況までこぎ着けることができました。 現状、私が使っている名刺は表面に肩書きと連絡先を入れていて、 肩書きのひとつ“イギリスの食研究家”が相当珍しいようで…

「アルネ」のこと

イラストレーターの大橋歩さんが自分メディアとして出された雑誌「アルネ」が創刊されたときのことはよく覚えています。 イギリスから帰国して、実家に3カ月ほどリハビリでいて、そのあと再度東京で暮らし始め、1年ほど経った頃でした。 なんでよく覚えてい…

地下鉄の広告は劇的に変わるか?

あれ〜、東京メトロって、こんなに広告少なかったっけ? 半蔵門線でふと視線をあげた先にあった車体の上部の壁に、うまっていた広告は6割程度。 東京メトロは経営が好調だったような、、、ということは広告収入もいいはずじゃあ。。。なんてのは、すでに既存…

ヘッドラインに偽りなし! 超実用的編集デザイン

紙媒体というと、とかく出版社や新聞社から出すもの、と思いがちですが、 フリーペーパーだって、ショップのカタログだって、社内報だって、紙を利用した媒体。 これ、ページが増え、厚みが増せば増すほど、ポスターやパッケージデザインとは違う “ボリュー…