書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ディレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

男の子がスカート。権利はこうやって主張するんだなぁ

年々暑さが増すイギリス。 今年もそう例外ではなく、6月というのに30℃を超える日も。 中学校の男子生徒が、制服である長パンは暑過ぎるから、と スカートで登校したニュース、 日本での報道がおもしろニュース扱いになっていてびっくりしました! ことの経緯…

こんなに安くていーのでしょうか。。。

身に着けるもの、洋服や靴、バッグの類は、ここ10年以上海外で買うことが多い。 一番は色。 私は色味のはっきりしたものが好きなのですが、日本で売っているのはニュアンスのあるものが主流なんですよね、これが似合わないんだなぁ、私。 それと、細くて薄い…

私は給食の時間が悪夢以外の何物でもない子供だった

横浜市の中学校って、お弁当なんですね。 先日、ラジオでそう言っていて初めて知りました。 そこで、進行役の人やコメンテーターが口を揃えて言っていたことにびっくり! ・母親の負担が大変 ・給食も教育の一貫。みんな揃って同じものを食べましょう 私は、…

市場価値とか優良物件とかの根底にあるもの

講談社の女性向け美容誌「VOCE」のウェブサイトの記事 「女の市場価値はいくつまで?」 が炎上、削除、謝罪したのは記憶に新しいところです(↓)。 headlines.yahoo.co.jp この手のこと、増えたなぁ。 化粧品メーカーとか電鉄会社とかでもあったなぁ。 こと…

結局、いいもの、社会に貢献できるものだけが生き残る

ちゃんと対価を得る、というのはもちろん前提として大事なんだけど、 だからといって目先の自分の利益とか、すぐに儲かるに走るのは違うと思っていて、 大仰な言い方になっちゃうけど“社会に貢献できる”ってこと、 それは、欲しいなと人々が感じている情報や…

プロジェクトごとにプロが集まる、ゆるいつながりで

まだどーなるか???ではあるのですが、 ご紹介をいただいて、これから立ち上げるというプロジェクトの顔合わせに行ってきました。 本音を言うと、乗り気じゃなかったんです。 というのも、情報を扱う仕事って目に見えないせいか、ぞんざいに扱われるから。…

いやいやそうじゃなくって、のもやもやの理由はこれ!

今となっては数年前だったか、 インバウンドが叫ばれるようになり、そこで私が感じた大きな違和感。 それが何だったか、やっとわかりました。 違和感の最たるものがハラル、つまりイスラム教徒に向けて食品だったり商品だったりを理解し対策しましょう、とい…

英語のコロンとセミコロンはどう使い分ける?

英語を扱うときにいつも、どっちだっけ?とわからなくなっていたことに コロン(:)とセミコロン(;)の使い分けがありました。 どっちもドットが2つ縦に並んでいるように見えますが、 ・コロン(:)はドットが上下に2つ ・セミコロン(;)は上がドットで下…

タクシーは時代をのせて走る

私は日中はまず使わないし、 せいぜいどうにも暑くてたまらん!ってときか、大きなもしくはデリケートな荷物を持って移動しているときぐらい。 基本、1時間以内は徒歩圏内で、歩くのは苦になりません (これ、東京暮らしが長いことも理由です。 タクシーに限…

食の世界も大きな転換期を迎えている示唆ではないかと

私個人は、昔ながらの仕事のやり方が残っているところ、 といっても自分の身近にあるところしかその内側が想像できないわけだけど、 飲食業界とか出版業界の制作の現場(漫画やアニメの世界もそうかも)は、 一刻も早くAIを導入すればいいのに!と思っていま…

1位を獲りにいく! いつもそう思ってるよ

書籍が出版される経緯やタイプはいろいろあります。 とりあえず、今、これが売れてるから本にしよう、とか、この人のネームバリューで、ってのはよくあるもので、話題本として取り上げられるのもこの類。 企画も通りやすい。 これはこれでいいのだけれど、私…

冗談か本気か、いずれにしても話題にはなるわけで

今春だったかなぁ、この雑誌の創刊の話をきいたのは。 さして興味も抱かず、へぇ〜、相変わらずだなぁ、ぐらいに思っていたのですが、 先日、これ(↓)を見て、俄然むくむくと興味が沸いてしまった次第。 【追記あり】高齢男性向け新雑誌「GG」のコンセプト…

鳴り物入りで始めたものの

ここのところ、やる気満々でスタートした (情報発信を目的とした)ウェブサイトやFBページの更新がないんだよねぇ、 と聞くことがあり、妙に納得した次第。 大きな会社できっちりそれをやる部署があったり、 プロにアウトソーシングしたりしていれば、別で…

There’s no place like Tokyo

数年前に住居こそ福岡に移したものの、今も私の仕事の軸足は東京にあります。 普段の仕事は自分のスペースで事足りるのですが、 重要な打ち合わせだったり、撮影だったり、はどうしても行った方が早いので、 そのため、2カ月に一度のペースで東京に出向いて…

若者より高齢者の方がていねい、かぁ〜?

あるニュースで、飲食チェーン店の人材不足で、高齢者をアルバイトとして積極採用している、と。 ここまでは、別にいいんです。 そのなかで 「年寄りは若者にはないていねいな対応を客にする」という解説が。 これ、首を傾げちゃうなぁ。 概して、若者の方が…

いよいよ始動。新しいわくわくが止まらない

『ドイツパン大全』制作が終わるタイミングで、次の書籍のプロジェクトがいよいよ始動となり、 先日、第1回目の撮影が終了! ふだんは、それぞれがそれぞれの持ち場で仕事をしてる人たち、 監修の方、カメラマン、ライター、出版社の編集担当者 が集まって、…

変わらないものと変わるもの

私の20代は1990年代とかぶり、この頃のテリトリーは 東京の三軒茶屋でした。 で、最近、たまに行くことがあるのですが、 変化が激しいようでいて、でも実はあまり変わっていないようで。 昨日、久しぶりに、おそらく18年ぶりとか?にカレー屋さんでランチ。 …

コンペに勝ちたいから協力してください、でも支払いません、とはこれ如何に

びっくりすることに、それを平然と当たり前のように言ってくる人の、なんとまあ多いことよ! その理由を、コンペに勝たないと、そのプロジェクトは仕事として成立せず、よってコンペに向けての準備の間はそのプロジェクト自体は始動していないので、支払いは…

みんながこうだからこうあるべし!の時代ではなくなった(万歳!)

メディアをはじめ、発信する側はこのことを真摯に受け止めたらいいと思う(↓)。 headlines.yahoo.co.jp 村上春樹がどーのこーのではなく、煽り商法はもう賞味期限を迎えたってこと。 “話題のベストセラー”とか、映画の“ハリウッドが感動” “全米が涙”とかも…

立場が真逆になって初めて見えること

私のやっている仕事のなかで一番長いのが編集(制作指揮、映画でいうと監督)。 裏方の総本山ともいえる仕事で、企画を立てあれやこれやお願いするという流れ。 そこには取材も含まれ、当然、取材する立場となります。 仕事を長くやっていいると、また、イギ…

外国語にも敬語は存在するし、人を見極める判断材料にも使われるし

ここのところ、続けざまに、 「結局、英語(外国語)は通じればいい」 という発言をする方々に遭遇しまして。。。 今ってそういう風潮なの? 学校教育もそうなの? 私の持論からは大きくかけ離れます、これ。 数日弾丸で、バックパッカー的な旅行に行くなら…

おあいにくさま。もう献本はしない

本日、6月5日『ドイツパン大全』発売です! (私は編集、制作指揮、映画でいうと監督という立場で仕事をしました) で、本を作ったら、次は売る!の段階に入るわけでして。 数年前までは、興味をもってくれそうな雑誌や新聞に、新刊紹介や書評として取り上げ…

ほめてるつもりが、結局はよそ者扱い

外国人、はっきり言えば白人、になるんだけれど、 日本に長く住んでいたり、言葉が流暢だったりすると、 本題からそれてそこをそめほやすのに時間を割くって、何だかなぁ〜。 ・日本語うまいですね ・お箸上手に使いますね(箸を使うのは日本だけじゃないし…

本を作った次は、売る! 商業出版である以上やっぱり売れて欲しい!

やっとお目にかかれました『ドイツパン大全』。 発売日が6月5日なので、ひと足早く手に取って見ることができるのは(数少ない)制作サイドの特権ということで。 これまではページごとにみていたものがこうやって本という形に収まり、ついに初見。 手前味噌な…

やっと日常に戻った件

6月5日(月)に発売となる書籍『ドイツパン大全』。 この本の編集(制作指揮、映画いうと監督)としてがっぷり取り組み、 手が離れたのは、2週間前の5月半ば。 大きな仕事の後って、意外と達成感とか高揚感ではなく、淡々としたもので、 数日経ったときは、…

最先端の技術も手先の器用さもおもてなしも、そんなもの要らない!

私が日本の一般的な家電を敬遠する理由 → 余計な機能があまりに多い! おもてなしと称したガイドにのりたくない理由 → 自分のペースや興味で動けない! 大皿料理を勝手に取り分けられるのが苦手な理由 → 欲しいものを欲しい量食べたいのに! すべて根本は一…

結局、当たり前のことをていねいにきちんとやる、なんだなぁ

news.yahoo.co.jp web-tan.forum.impressrd.jp 先日まで224ページある本の最終段階、つまり校正にかかっていました。 この手の仕事をするときに んも〜っ! 時代はこんな進んでいるのに、いつまでこんな家内工業制作業をせねばならんのだ! “てにをは”や文字…

落としどころを見つけるために、外の視点が欠かせない、ってこと

労働環境、人口減少など、今の日本の状況を切り取った記事(↓)。 uk.businessinsider.com ・ひとつの記事に詰め込み過ぎ な感触は否めませんが、ケーススタディを出しながらまとめられていて、俯瞰でわかりやすい。 こういうの、すぐに外国人にはわかるまい…

料理を取り分けるのは女子力じゃないし、ましてや気がきいているわけでもない

我が意を得たり! 仕事中にラジオをつけているので、きくともなしにきいていたときのこと。 ・居酒屋とかカジュアルダイニングでの料理のシェアが苦手だ ・勝手にとりわけて目の前におかないでくれ ・勝手にそんなことをしておきながら苦手なものが入ってい…

アスクルとアマゾンのない生活なんて!

事務所にいながら注文して届けてもらうシステムを 私が積極活用するようになったのは、アマゾンよりもアスクルの方が早かった! もっとも以前はオンラインではなくファックスでも注文だったわけだけど。 いつから利用しているかなぁ、イギリスから帰国し、社…

トリコロールを彩った人たちはどこへ?

21年前の1996年6月から7月頭にかけての約1カ月、イギリスを旅行していた私。 このとき、何があったかというと、伊達公子選手のウィンブルドンでの活躍、ってのは日本でもっとも知られたイギリスでの出来事かもしれませんが(かく言う私もロンドンの友人宅で…

うまくいかないときもある。誰のせいでもない

子供はいないし、猫も飼っていないし、仕事においても基本年功序列ではないところにいるので、 私は自分が年齢を重ねていっていることに疎い。 最近、あ〜、経験を重ねて歳をとるってこういうことなんだな〜、としみじみしたこと。 この4月から働き始めた人…

キャッチコピーって重要だな、と再認識した件

私は文章を読んだり書いたりよりも、数字やデータ、グラフを眺めたりしてアレコレ思いをめぐらせる方がよっぽど好きでして。 なわけで、もう、思わずじっくり読んじゃったじゃない(↓)。 www.garbagenews.net これ、雑誌の売上げ部数などを、ジャンル別にグ…

寄り添うふりして上から眺める人たち

本当にアッパーな方々ってのは自然体なので、 先日引退を表明したイギリス王室のフィリップ殿下のように 「休みが欲しい、欲しい、って言っていて、失業したらしたで、今度は文句を言うの?」 みたいな発言(失言)をしちゃったりするわけです 面倒くさいの…

数打てばうまくなる!のは間違いないので

ふと目に留まったのは、プロの美容師になるためにご協力を、みたいな謳い文句。 廉価でカットやカラーリングモデルになってください、ってこと。 予約不要で、空きがあれば、ということで、 訊けば大丈夫ですよ〜、ただ慣れていないので終わりの時間は確約で…

そのひと言が命取りになる

SNSで発信できる、ってことは不特定多数の人に見られる、ってことです。 それに対して無自覚だなぁ〜、ってことをよく目にします。 これが命取りになりかねないのに。 例えば、自分の姉妹が第二子を懐妊した場合。 うれしくって投稿、これ自体は悪いことはな…

ジュリアン・アサンジュやチェルシー・マニング報道が無視される不気味さ

ジュリアン・アサンジュ/Julian Assange チェルシー・マニング/Chelsea Manning 誰それ?という方はぐぐっていただくとして、 立て続けに彼らについての大きな報道があり、 こういうのを日本のメディアが取り上げないのはもはや慣れ切っているけれど 普段や…

今週末の読みもの課題「不安な個人、立ちすくむ国家」

全65ページにおよぶ経済産業省、次官・若手プロジェクトによるレポート(と呼んでいいのかな?) http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf まだざっと読みですが、危機感はビシビシ伝わる。 結局、行動が問題になるけれど、それ…

神風は吹かない。希望的観測を起点にしない

イギリスの食関連のことをやっていると、 思わぬところから問い合わせや協力の要請を受けたりします。 そこでいつも不思議に思うのが、 なぜ最初に現地のリアルな状況を把握しないのだろうか? ということ。 例えば、こんなこと。 ・イギリスで日本食は流行…

うまくいっているときは物事は一見淡々と進んでいる

制作の現場というと、とかく戦場のごとく バッタバタでやいのやいのやっているイメージがあるかもしれませんが、 私の場合はフリーランスで分業でやってるから、ってのもありますが、 こういうのは違うかなー、と。 わさわさやっていると傍目には仕事してい…

校正に必要な道具はこれ!

制作物を手がける際に欠かせない作業が、校正。 いくらDTP(Desktop Publishing/デスクトップパブリッシング)になったとはいえ、 校正という作業は、パソコンの画面上ではなく、出力紙(もしくは印刷所からの校正紙)に対して行います。 アナログですねぇ…

世に出す前にプロの目を通してくださ〜い!

“お飾りの英語・撲滅キャンペーン”な私です。 どーゆーこと? こーゆーこと(↓)。 例1. アイスコーヒー/Ice Coffee(正しくはIced Coffee) 例2. ピアス/Pierce(正しくはPierced earrings。英語圏だとピアスが前提となっているので、Earringsでも可。※pi…

別に血がつながった親じゃなくてもいいじゃん

8歳のとき、小学校3年の1学期の間、家族と離れ親戚の家で暮らしたことがあります。 その決断をくだしたのは私だったし (それまでしばらく近所を転々としたり、ときどき祖母が来たりと 落ち着かなかったので、居場所を確保したかった)、 何より大大大好きな…

手が離れると同時に次が始まるので、改善しつつ!

終わった〜っ! 責了! 企画が通ってかれこれ1年。ダイレクションを担っている書籍の仕事が終わりましたっ! 刷り見本があがってきて、 色味と最終校正をして。 で、校正は4回目でこれまで手を抜いているつもりはなかったけれど、 見るたびに朱字が入る悲し…

いっすよ! どんどんやっちゃってください!

ある日、食事だけで万(円)はくだらないお店で、料理長がおっしゃったこと。 「数年前までは、お客さんが写メ撮るの、あまりいい気はしていなかったんです。 でも、今はむしろウェルカム。どんどん撮ってください、ですねぇ」 へぇ〜。 料理長は柔和で気さ…

屋号をつけるってほんっとむずかしい!

昨年末、名刺を一新する際に、ダイレクション(&デザイン)をお願いした 同業者(編集者・ダイレクターね)の方に 屋号つけた方がいいよ、 とアドバイスされ、そのときは、う〜ん、ぐらいのものだったのですが (というのも、名刺作りの軸はそこではなかっ…

“grammable(グラマブル)”という言葉は日本でも浸透するか?

“ググる”が市民権を得て随分と経ちます。 ご存知のように、検索エンジンGoogleからきた言葉で、 “検索する”という意味。 グーグルという音感が日本語の動詞にも置き換えやすく、ググるとなった次第。 (どーでもいいけど、私はネットスケープが好きだったな…

だんだんと感覚が研ぎすまされてくる

舵取りをしている書籍制作。 印刷所への入稿(レイアウト、テキスト、写真など必要な素材を渡すこと)が終わりました! といっても、あとは印刷するだけの完全データ入稿ではなく、刷り見本が出て、色味を確認します。 このとき、修正がないにこしたことはな…

どーでもいいことのクロースアップにうんざり!

フランス新大統領、夫人との年齢差ばかりが取り上げられるのは気のせいでしょうか? (また、逆にそれをもって、フランスは成熟した社会って表現するのも、まったく呆れる!) トランプ大統領のところも性差こそあれ同じぐらいじゃなかったっけ? そして、彼…

体力がないと始まらない!

書籍の仕事の舵取りをしておりまして、 ここ1カ月は、とりわけGWは校正に明け暮れておりました。 ほかのこともやりながらで、このほかのことってのが、いい気分転換というか、バランスとりというか、 ずっと同じことに向かっていると精神的に煮詰まるっての…