書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

環境が全然違うのに、同じ土壌に立つ必要はない

マルコ・ピエール・ホワイト。 かつてはイギリスを代表するフランス料理のシェフで、現在はレストラン経営者。 33歳のときに、ミシュラン最年少、イギリス初の3つ星をもたらした伝説のシェフです。 天才と称される人が、時にそういう傾向にあるように、 彼も…

「バスびより」Vol.13がおもしろい!

先日利用した長距離バスのポケットにあって、 何気なく眺めていたら、これがおもしろいのなんの! 「バスびより」 広島バスセンターが発刊している小冊子で、 私が手にしたのは、2017年6月1日付け、広島バスセンター60周年超特大号Vol.13。 バスを使って行け…

野球っておもしろいの? 中継は要らない。

わ〜い! headlines.yahoo.co.jpTBSラジオが野球中継撤退!というニュース。 記事の方向性としては、落胆、とあるけれど、 これ、私にとっては朗報! テレビはおいていないし、ラジオは聴いたり聴かなかったりだけれど、 すごおおおおく不思議なのは、 横一…

体験に基づくこと言葉って、説得力があるなぁ。

ああ、そうか! 頭ではわかっていたつもりでも、自分の体験を通したり、人の話を通じて、初めて腑に落ちることがあります。 ある日、1970年代に喫茶店で働いていた人と話したときのこと。 「そういえば、喫茶店のコーヒーゼリーを集めた本があるんだよ、店に…

日本病(もしくはそれに該当する言葉)が流布するのは時間の問題

南アフリカのケープタウンよりも、スリランカのコロンボよりも、タイのプーケットよりも、韓国のソウルよりも、中国の北京よりも、ペルーのリマよりも、チリのサンティアゴよりも、ニュージーランドのオークランドよりも、オーストラリアのダーウィンよりも…

ブログの最大のメリットは、会う前にその人がわかること

私の場合、ダイレクションという立場で仕事をすることもあります。 企画に応じて、スタッフをお願いする。 というと、なんだかぼんやりしてわかりづらいかもしれませんが、 映画で配役を決める、とかそんな感じ。 バシッと決まったときは、予想以上に出来が…

自分が手がけたものは、自分でも買う

先日、びっくりされたので、逆にこっちがびっくりした件。 でき上がったものはもちろん見本としていただきますが、 それとは別に、私、自分が手がけたもの、書籍なり雑誌なり商品なり、 自分でも買います。 見本としてもらうのは作り手として。 自分で買うの…

バカに見えることと賢く見えることと、どっちがいいのか

本人がそう感じているだけでなく、周囲の人にも言われるので、確かにそう映るのでしょう。 私は、バカだと思われています。 いや、違うな。 ふぅ〜ん、この人よりはマシ、と下に見られている、という方が正しいかな? ぼ〜っとして抜けて、スキだらけに映る…

小さいことはいいことだな、の好例

ドライハーブはまあまあ使うけれど(生はよく使う)、 ドライスパイスは積極的に使う方だと思います。 ちょっと加えるだけで、風味が格段に増すので、料理の腕が上がった気分になる、同じ料理でもスパイスひとつで別物になる、と重宝しています。 ですが、た…

腹八分って、つくづくむずかしい!

私はロングスリーパーです。1日8時間は寝てるかなぁ。 寝つきもいいし。 いつでもどこでも眠ることができるのは、 移動がそれなりにある仕事ってこともあり、ありがたい。 基本、夜は強くて朝が弱くて(とはいえ、なるべく朝は8時台には起きるようにしていま…

そういうわけじゃないんだけどね

私は、アカウントは持っているものの、フェイスブックは積極活用をしていなくって、 ブログを更新しました、の告知と、おっ!と思ったニュースをシェアすることがほとんどで、 オンラインのスクラップブックと化しています。 ニュースは、ヘッドラインだけ見…

いちいちハンディをつけなくてもよろしい

インテレクチュアルでない、教養がない、ってことの表れかも知れませんが、 私はクラシック音楽に疎い。 聴く環境になかったし、 ティーンエイジャーからはインディー&オルタナ街道まっしぐら。 洋楽オタクってやつです。 が、イギリスに住んだとき、気づい…

ライターをどんどん現場に行かせるべし!(当たり前のことだけどね)

書くことって、本当に軽視されているなぁ、って感じます。 日本ではほとんどの人が読み書きができるわけで、なので簡単!って思ってるみたい。 とりあえず文字数を埋めることはできる、から。 でもね、受け手はバカじゃない。 多少(あくまで多少ですよ)稚…

こういうことです、こういうことをやりたいんです、をよこさない人って。。。

時代は変わるし、かつての基準の延長線上のマスパワーってものが期待できないのは明白だけれど、 それでも、私がメディアに携わっていることを知っている人たちが、 ときに、むやみやたらに近づいてきます。 その最たるものが、「自分の本を出したい!」。 …

ちょっと意外。ストリーミングが半数以上じゃないんだ〜

おもしろい調査結果を見つけたよ!(↓) fnmnl.tv これ、アメリカのティーン(13〜17歳)が音楽を聴いている方法をアンケート調査したもの。 私、圧倒的主流は、ストリーミングサーヴィス(Spotify、Apple Music、YouTubeなど)だと思っていたから、41%とい…

知らないがゆえの楽しさってのもあるのです

つい最近、ジョゼフ・コンラッドがポーランド出身だと知り、 それまでずっとイギリス出身のイギリスの小説家だと思っていたので(コンラッドはイギリスに帰化した人物)、 びっくりして、そのことを知人に言うと、 何を今さら、と呆れ返った返答。 私がイン…

カボチャを種まで食べようとして、ふと思う

イモ、豆、カボチャの類は決して嫌いなわけではないけれど、 ごはんと一緒に食べるのが苦手で、 なかでもサツマイモとカボチャは甘みが強いこともあり、私の味覚だとおかずにはまったくならず、独立させて食べています。 量があるのでカボチャを丸ごと買うこ…

ググることもひとつの技術である

私が自分のマシンを手に入れたのが1996年。 どうにもこうにもインターネット(初めてつながったときは、まさにwindow to the worldだぁ〜!と大興奮したことを今もはっきり覚えている)を体験しなきゃ、で浮かされたようになっていて、 それから20年以上が経…

これまでの、でもすでに崩壊している既成概念でものを見るアホらしさ

www.nikkei.com明治安田生活福祉研究所による、アラサー世代(25〜34歳)の結婚に対する調査結果だそう。 あまりに突っ込みどころ満載で、この国の意識は大丈夫かいな。 結婚を前提の真剣な交際 → 結婚を前提としてなくても真剣な交際をしている人たちはたく…

身近に見えて、一見手が届きそうなものが、“いい”の基準なのね

身近なところで、手に届きそうな(でもなかなか届かない)ものを “いい!”って思うんだなぁ。 改めて、認識。 先日、18歳の女性に仕事を手伝ってもらい、 ちょっと時間があいたので、そうだ!と資料を渡して、以下のことを依頼。 「いいな、って思うものにふ…

民泊を国際交流と捉える不思議さよ

民泊=悪、を前提となっている節があり、 そのひとつに宿泊する外国人のマナーの悪さ、が挙げられるのですが、 じ〜っと眺めていると、マナーを説明せずして、 自分たちの常識の範疇を外れるものをマナー違反というのは何なんだろう?と首を傾げてしまいます…

10年近くぶりの邂逅となるか?

付き合いのある会社の方から連絡が入り、 「うちのこの仕事、10年近く前になさったんですよね。がっちり携わってらしたんですよね」 確かに。 当時のご担当の方は、すでその会社をお辞めになって数年経っているし、 ご連絡をくださった方は詳細をご存知ない…

どうしようもない羨望と、底沼のような嫉妬の苦しさと

文章や構成をはじめ、編集者や彼らを擁する出版社や、社会やそもそも働くことに対する認識の描き方も、今ひとつ甘いなぁ、もう少し練った方がよかったのになぁ。 編集やダイレクション、ライティングを生業としている私はそう感じ、やや残念な読後感だったの…

まったく違う視点からの質問に答えるとき

普段まったく接点のない仕事をしている人たち、 もしかしたら子どもであればあるほどいいのかもしれないけれど、 その人たちと仕事関連の話をしているとき、 こっちが知らないことを質問するのと同じで、 こっちも質問を受ける。 お互いにとっては当たり前の…

一流の人は他人にやさしい

美人が好き! って言うと、ファミニストな方々から総スカンを喰らいそうですが、 だって本当にそうなんだもん! いったんその定義はおいておいて、どうあがいても美しいものは美しいわけです。 見ていてうっとりしゃちゃうわ!ってのもあるんだけれど、 本当…

やるかやらないか、それだけのことだと思う

私が6年前に東京から福岡に移ったとき、何のあてもありませんでした。 東京は今でも大好きだし、楽しいし、今も仕事の大半は東京だし、ですが、 そのとき、「あ〜、ここはもう私の住む場所じゃなくなったな」と痛烈に感じ、 そんな気持ちのまま暮らし続ける…

あ〜、残念! なんとも残念! 本当に残念!

先日、まさか、まさかの日本初上陸で、意気揚々とチケットをとって出向いたのは、 山口市のYCAM(山口市情報芸術センター)。 www.ycam.jp で、ここであったのは、マシュー・バーニーとジョナサン・ベプラーによる映画『River of Fundament』。 6時間もの映…

大いなる矛盾。いまだにこれが目的なの?

女性誌の類を読まず、20代向けのものはなおさら (というか、そもそもその世代は雑誌を読むのかしらん?)。 先日、百貨店のデパ地下用小冊子をめくっていてのけぞりそうになりましたよ。 “ひとり暮らしの彼に、パパッとメシ。” ラーメンとかカレーとか若い…

『半島を出よ』をきっかけに

ボリュームのある本を読むのはまとまった時間がとれるとき。 腰を落ち着けて、というよりも、移動の時間を利用することが多い。 『半島を出よ』(村上龍)は買ってはいたものの、 出だしをパラパラ読んで、時間かかりそうだな〜と思って放っておくこと数年。…

昭和の歌謡曲はそんなに高尚なものだったのか

久しぶりに雑誌「東京人」を買って読む。 特集は“阿久悠と東京”。 いや、別段思い入れはないんですけどね、 ひとりの作詞家/作家を通して見る東京って切り口はおもしろいなぁ、って思って。 私は1969年生まれで、阿久悠を阿久悠として認識したのは、 テレビ…