書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

東京はdisってもいいとする、不思議な現象

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そもそもは新型コロナウイルスの拡大を懸念して、移動を抑制するために、そのわかりやすい形として、

国の移動、都道府県の移動を控えるように呼びかけられているんだと思うんだけれど、

都道府県の移動を控えるにあたり、あたかも東京が、東京全体が諸悪の根源、東京全体に新型コロナウイルスが蔓延しているような扱い方には、おおいに首を傾げてしまいます。

 

人口が多い分、感染者が多いのは当然、

賑わう場所があるからクラスターが発生するのは当然、

なんじゃないかな。

 

新型コロナウイリス、ばかりじゃないけれど、何かあったときに、

ここぞとばかり東京を叩く現象はいかがなものか。

同じことを、ほかの道府県でやったら大問題、なのにな〜。

 

ひがみ、ねたみ、そねみ、、、

そんな言葉が頭をよぎる。

 

論点はずれるけれど、

どんなに「地方、素晴らしい!」が叫ばれようとも、なぜ東京への一極集中が止まらないのか、冷静に考えてみてよ。

 

アベノマスクと特別定額給付金

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ほぼ配布済というニュースが流れた6月下旬に届いていなくって、

お向かいさんのところには5月下旬に届いた、と言っていたので、

「アベノマスク、送付漏れだな」と思いつつ、

何の気なくFBにそのことをアップしたら、

「郵便局に言うといいよ」とのコメントが。

 

そうか、配布は郵便局がやってるもんね。

リストも受け取っているだろうから、問い合わせるとするか。

いや、待てよ、そもそもアベノマスクは厚生労働省の管轄だから、配布状況を知らせているかもしれない、とウェブサイトをのぞいたら、

未配達&不足分追加向けの申込みページがありました!

 

まずはここで、と申し込んだのは6月24日(水)。

その数日後、全世帯に配布終了のニュースがあり、やっぱり配布漏れ、と判明。

申し込みをして約10日後の、7月3日(金)に届きました。

 

マスクが届いていない方、厚労省のサイトで申し込みができますよ〜。

https://cloth-mask.mhlw.go.jp

 

 

ひとり10万円の特別定額給付金については、

6月5日(金)に通知が来て、6月7日(日)に書類を投函。

(市役所勤務の方から、オンラインは現場の手間が増える、アナログの方が確実、ときいたので。

これまでの役所関係での手続きとかを振り返ると、そりゃそうだろーな、と納得)、

6月23日(金)には振り込まれました。

 

 

国に関しては、少額とはいえ税金を納めている以上、アベノマスクにしろ特別定額給付金にしろ、受取りは納税者としても国民としても当然、と思っているのだけれど

(アベノマスクはどう使うか、思案中)、

現場の方々、役所の人は仕事がおそろしく増えただろうし、郵便局の方にしてもそう。

ご対応に、本当に、ただただ感謝!です。

 

 

アベノマスクは今回私のところには初動で届かなくって、そういうことに「何やってんだ!」と声高に叫ぶ人もいるけれど、

人間のやることだから忘れたり漏れもあったりして当然。

気づけば伝えればいいだけの話だし、

その上で対応が悪かったら初めて「どーなってんの?」になると思うんですよね〜。

もともとの資質がより顕在化する、ってことか

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オンラインでの取材や打ち合わせが増え、

もともとリモートワークが大半を占めていた私は、

打ち合わせの場合はコンセプトなど基軸となる事項はリアルで、それ以外の細かいことはオンラインや電話で、

取材はこれまではオンラインや電話では多くはなかったけれど、物理的に遠くてコンセプトなどを訊く場合は、って感じだったな。

 

取材は、初めましての場合が多いので、画面や音声を通してだけだと、周辺の情報(会社の雰囲気とか、顔だけでなく体の表情とか)が入って来ないので、どうしても話が平板になって奥行きが出ないのと、話していても今ひとつ確信がもてない。

逆にオンラインに向いている内容もあるだろうから、リアルに対面/オンラインの適性の見極めは課題だなぁ。

ricorice.hatenablog.com

 

  

先日初めて、オンライン飲み会に誘われて、10人ぐらいの席だったのですが、これがまったくダメだった。。。

参加した途端に、うっ、と圧迫される息苦しさに襲われてしまった。。。

 

ただでさえ飲み会が得意じゃないのに加えて、もともと大人数で集まるのは好きじゃなくって、ちゃんと会話を楽しもうと思ったら、4〜5人が限度、と思っていて、

大人数だと話らしい話はなく、なんとなく食べてなんとなく飲んで、で終わってしまう。それでいい場合も、あるにはあるけど、ね。

 

で、オンライン飲み会ってどんなもんかな、という好奇心につられ、人数も多いし傍観者でいよう、と思ったけれど、そんな感じじゃないんだなぁ。

なんだか、群集監視されている気分になってしまったよ。気が抜けないじゃない。

 

ちょうどメッセンジャーで連絡が入って、早めにレスが必要な内容だったので、オンライン飲み会を抜けることに。

 

 

オンラインって使う感覚が集約される分、ものごとの特性がより浮き彫りになるってことなのかな。

オンライン飲み会は向いていない、ってことがわかっただけでも収穫、としよう。

 

 

体は変化し続ける

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ここのところ、月に一度、ほぼ28日周期で生理がきていたけれど、その気配がない。

 

やっと閉経だ〜、と思っていたら(51歳で更年期真っ盛りだから)、ちゃんと(?)生理になりました。。。

 

で、前触れと思っていなかったものが前触れで、体って変わり続けるんだなぁ、と感じたのです。

 

・目が覚めて起き上がる時に、ちょっと目まいのようになってクラクラした

・スッキリしない感じの眠さに包まれる

 

という現象はあって、これ、梅雨だから、気象病だと思ったんですよね。いや、ほんとに気象病だったのかもしれないけれど。

 

眠さについていうと、生理前〜生理なりたての時って、抗えない睡魔が襲うのに、今回はなんだかもやもや重い空気がのっかったような眠さ。

 

もうひとつ感じたこととして

 

・ブラジャーがつらい

 

これも、おっぱいが張ったようになる、よって締めつけられる感じ、というこれまでたま〜に感じていた生理前〜生理なりたての時の事象と違って、

単にブラジャーを着けているのが心地よくない。

 

そして、

・恐ろしいほどの食欲

・(ここのところ見られた)カフェインが欲しく無くなる

が襲って来なくって、いつもの食生活がす〜っと続いていて、食欲についてはむしろ落ち着いている、むやみやたらと食べたい欲がない状態。 

ricorice.hatenablog.com

 

 

たまたま今回だけ、かな?

体が次の段階に入ったのかな?

 

慣れない、今まで知らなかった事象が自分の体の反応に現れて、おもしろいなぁ。

更年期になるまで、ほとんど注意を払わなかったけれど、生理時の体の変化って、こうも変化していくものなのね(個人差はあるでしょうが、私の場合)。

状況判断の比率がぐっと高まった

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先日、同世代(つまり、50歳前後)の方と一緒にいたときのこと。

 

その方のお知り合いに会った時に、

「お母さまですか?」と聞かれること2回。

 

一緒にいた方はえらく狼狽して、

「違いますよ〜」と否定して、関係性を説明。

 

当の私は、というと、

「そう見えるのか〜」とえらく新鮮!

というのも、普段私は若く見られるから。

20代半ばぐらいまでは年上に見られていたけれど、この頃から年齢より若く見られるようになり、

本人は年相応でいいと思っているので、

へぇ〜、若く見えるのか、と捉えているのですが、

年上、しかもひと世代上、ってことは80歳前後に見られたのは初めて。

 

いくらなんでも、そのときに思いっきり老けた格好をしていたわけでもないのに80歳前後に見えたとは、これは状況判断なんだろうなぁ。

 

なんせマスクをしているので、顔のほとんどが覆われているわけです。

 

そのとき、誰かと一緒がいることをまったく想定されてなかったのでしょうし、

確かに、状況的にお友達や知り合いの可能性が著しく低かったのも確か。

 

それで、出た結論がお母さん、だったんだろうな。

 

 

確かにマスクをしていると、あらかじめ目の前の人が誰かを認識していないと、誰なのかわからないもんなぁ。

予期しなかった人と出会ったときの挨拶や対応にまごつく日々が続きそうだなぁ。

 

 

いいニュース。子供扱いしないのがいい

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いいニュースだなぁ(↓)。

ryukyushimpo.jp

 

子供の指摘に耳を傾け、一緒に照合したお父さんもそうだし、

間違いを真摯に受け止めて、修正する編集部も、いい。

 

そして、この記事でさらにいいな、と思ったのは、この小学校1年生を「〇〇君」「〇〇ちゃん」と呼んでいないところ。

「〇〇さん」と呼んでいて、これがいい。

「〇〇さん」って対等だし、相手に対してのリスペクトも感じられて、いい。

 

「〇〇君」「〇〇ちゃん」って下に見てて、子供扱いしてて、それが好きじゃない。

子供である前に人間だから、ひとりの人としてみてよ。

 

お年寄りをつかまえて、「おじいさん」「おばあちゃん」とかって呼びかけるのも好きじゃない。

「〇〇さん」って呼びなよ。

 

芸人風に、「ねえさん」「にいさん」「嫁」っていうのも好きじゃない。

「〇〇さん」って呼びなよ。

 

呼び捨ても好きじゃない。

「〇〇さん」って呼びなよ。

 

 

っと、先の新聞記事、「〇〇さん」はいいんだけど、下の名前、なんだよなぁ、苗字じゃなくって。

お父さんの名前も登場するから、なのかなぁ。

古くて新しい、サイゼリヤはやっぱりおもしろいな

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私は現在、51歳で、四半世紀前、1995年からネットにさわっていて、

今では、バリバリのネット老人会のメンバーといえるほど、ネット歴は長い。

当時、紙メディアの仕事では手書きの文字原稿がまだまだ多く、DTPはもう少し先、文字打ちならパソコンではなくワープロという時代で、

「どーしてあなたにパソコンが必要なの? インターネット? なんだそれ?」みたいに言われていた時代でした。

 

私世代だと、デジタルを難なく使う人がいる一方で、アレルギーというかネットなんて、というか、アナログに終始している人は少なくない。

それでも首都圏はデジタル化は著しいように思えるけれど、一歩外に出ると、アナログ強し! オールドメディア(特にテレビ)強し! って思っちゃう。

 

慣れ、の問題はあるけれど、そもそも、デジタル、というだけで拒否反応を示す人は少なくないからなぁ。

 

 

現時点では、特定の人向け、はデジタルでいいんだろうけど、不特定多数のたくさんの人向け、はアナログの方が結局わかりやすいんじゃないかな。

だからダメとかいいとか、ではなく、現状がそうだ、ってこと。だったら、どう対応するのがいいのか。

特別定額給付金の混乱ぶりがそれを物語っていると思うのです。。

 

これ(↓)を見て、サイゼリヤはわかってるなぁ、と感じた次第です。

togetter.com