気が抜けるとすぐ、こうだから
ここ1〜2カ月体調が思わしくなく、体力が続かないこともあって小間切れに寝ては起きてはを繰り返しが1〜2週間。
その後、立ちくらみを連続で起こす、だの、出張でスーツケースを運べない、だの、地下鉄移動で階段でぜいぜい、だの、で尋常でないことにようやく気づき、この時は、いったん仕事をほぼ放棄、
その後クリニック → 総合病院で、使いものにならない日が数日あり、
となると、いよいよ仕事がマズイことになっていて、
病院の翌日から、再び小間切れに寝ては起きてはの生活。
このロングスリーパーの私(一日10時間は寝れる)が、30分の仮眠や最大3時間の睡眠で、よくぞまあ。
で、まだやることてんこ盛りな状況ですが、一週間経っていったん落ち着き、今日&明日は、追い立てられている、ってほどの状況ではない。
昨日は久しぶりに、8時間寝たし。
(が、明け方、おそろしくハードなこむらがえりが襲ってきて、死ぬかと思った。。。)
で、すっきり!なはずなのに、まだ体調が万全でないせいもあるのでしょうが、
それよりも気が緩んだのか、今日は頭に酸素が回っていない感じ。
自分でよおおおおくわかる。
体調自体は随分戻っているはずなのに、どよおおお〜ん。
気が抜けると、本来のぐーたらも手伝ってか、すぐこうなっちゃうのよね〜。
すべてが気の持ちようとは思わないけれど、でも、気が張っているかどうかって大きいんだな〜。
だから、私がヘモグロビン半量、要輸血レベルの貧血ってことにきづいていなかったのは、ずっと緊張感のある日々だったから、ってのも大きいんだろうな。
ここに来て綱渡り状態だけれども
11月発売の書籍制作が大詰めを迎えています。
この書籍は紆余曲折あり、当初の予定より発売日が伸び、余裕のスケジュールになったはずだったのに、今度は私の体調不良で、動ききが停滞。。。
クリニック → 病院に行くまで、あてにしていた日々が体調不良で遅々として進まず。。。
こんな時、どうしても雑誌とかの短期戦を優先してしまうので、長期戦の仕事にしわ寄せがいくんですよね。
クリニック → 病院後、どうにか巻き返しを図りたいものの、ある程度追いつくのにどう考えても時間が足りない。
そういえば、印刷スケジュールは数日余裕があるって言ってたな。
そこで、出版社の担当の方に相談し(私の体調不良は随時伝えていて、最悪の状態の時にお目にかかっていた(一応仕事の場なので、本来の姿よりシャキッとしていた、はずだけどね))、
印刷所にデータを渡す入稿を数日ずらしてもらうことに。
ええとですね、印刷後の確認は、色味のチェックなので、入稿ではできるだけ完璧に近い状態でデータを渡したいんですよ。
でもそのためには、疑問を解決し、体裁を整え、校正をして、という非常にアナログで時間のかかる作業があるんですよ。
これが追いついていなかったのです。
ぜいぜいぜい。
色校正で朱字(文字修正)がちょこちょこ入りそうですが、なんとか、なレベルまで持ってきて、なんとか入稿を終えました。
これまで1週間ほど(数日寝込むその前の1〜2週間も、なんせ動きが緩慢だったので、こうでした)、小間切れで寝る生活(数時間起きて仕事をして、どうにも眠くなって30分、時に1時間、ちょっと余裕があれば2〜3時間)で、
まだ終わったわけではないし、ほかもあるけれど、今日はまとまった時間を寝ようと思います。
にしても、こんな状況の私におつき合いして、動きを合わせてくださったブック(エディトリアル)デザイナーさん、著者・監修の方、出版社のご担当者さん、ほかスタッフのみなさんに感謝!だなぁ。
なんだかんだで肉!ですよ
点滴したり、注射を打ったり、毎食後鉄剤を飲んだり、
数値を見ると、まだ正常に戻りつつある状況ですが、体は随分楽に。
それを痛感するのは、“食べる”ことへ意識の変化かな。
先週の月曜に病院へ行き、数日後の金曜日の夜ぐらいから、それまでの“とにかく食べる”から“食べたい!”に変わってきました。
何が食べたいかって、肉!です。赤身の牛肉(脂は苦手。。。)が食べたい!
ステーキ、よりも、焼き肉が食べたい!
私、風邪のひき始め、もしくはそのタイミングを逃して治り始めに食べるものってステーキ、なんですよね〜。
普段家で食事をするときは、焼き魚とかきんぴらとか簡素なものを食べているのですが、自分がへたっていて、でも少しだけパワーがあるときは、もうね、圧倒的に肉、なんです。
「風邪の引きかけ/治りかけにステーキを食べるんだ」と言ったら、「お前はバブル期の社長か!」って突っ込みを受けたばかりで、「効果あるの?」と聞かれて、本当のところはわからないけれど、おまじないのようなもので、パワーチャージと思えばパワーチャージなのだよ。
でも、今回は明らかに、体の細胞レベルは肉!となっているので、やっぱり肉はパワーが出るんじゃない!
あいにく、ゆっくり外に食べに行く時間がないので、今日はおうち焼き肉とします。
私を救ってくれるのはいつも音楽
ここ1〜2カ月体調が悪く、その原因がヘモグロビンが半量に減り重度の貧血を起こし、
ってことがわかり‘精密検査の結果はまだだけれど)、それはそれで安心したのですが、
停滞していた仕事をなんとか進めている日々。
仕事でよく関わる方には状況を説明していたので、
多少のミス(体だけでなく頭もまともに動いてなかった)はサポートしてもらったり、
スケジュールを調整してもらったり、
本当にありがたい。感謝!しかないわけです
病院での緊急検査にぶつかった取材が1本キャンセルになって、
駆けつけるつもりでいて、そうなると予測していなかったので、やむを得ず。。。
それは本当に申し訳なかったのだけれど、この1本だけで後は大きな支障にいたっていない(はず。。。)は不幸中の幸いかもしれない。
とはいえ、スローペースだったものがたまっていて、待った!がきかない状況なのも事実、
今、数時間仕事をしては30分、可能なら2〜3時間寝て、起きて、の日々です。
なんとかこれで乗り切れそう。
体調が戻っていないのに、けしからん!とお叱りを受けそうだけれど、これでちょうどいいです、私。
普段はだら〜っとしていてどうしようもないダメダメ人間けれど、仕事をしているときだけはグーッと集中できて、少しはマトモな人間になっている、気がするから。
私から仕事をとったら、本当に何もないから。
で、校正を進めるときや書類関係を整理しているときは、ラジオのおしゃべりや音楽を聞くともなく流していて、
ライティングや企画を練っているときは集中したいので、無音。
軽く寝て起きたときとか、エンジンを入れたいとき、
う〜ん、本当はそうじゃない、自分を自分で持ち上げたい、いや、自分で自分に大丈夫!ってやさしく抱きしめたい、ってことが一日の中で何回か起こっていて、
そこで聞いているのが、こんな音楽。
Arcade Fire『Funeral』(特に「Wake Up」と「Rebellion (Lies)」)
Tame Impala「Patience」
Tame Impala「Yes, I’m Changing」
大音量で聞いて、音のゆらぎに身をおいていると、しばし無の境地、というか不思議な安堵感に包まれる。自然と涙が出てくる。
普段は歌詞とかって気にしないけれど、こういうときに聞きたいのは、自分を救ってくれるようなメッセージ性を含むものなのかもね。
じわ〜と体にしみてきて、感覚の向こう側で共鳴しちゃうんだろうなぁ。
そういえば、弱っているときに私を持ち上げてくれるのは、いつも音楽だな〜。
もともと好きな楽曲であるのは前提だけれど、心身が弱っているときに聞きたい音って、通常の状態で聞きたいのとは、また別なんだよね〜。
今言わなくてもいいんじゃない
1カ月以上体調がよくなかった原因が、要輸血レベル(ヘモグロビンが半量)の貧血だったことが、今週月曜日にクリニック → 総合業院と訪問して明らかになり、その日は点滴、以降、毎食後鉄剤を服用し、昨日&今日と鉄注射を打つことに。
注射を打った数時間経った頃から、焼き肉食べたいなぁ、とようやく食欲が出てきて、
それまでの“とりあえず食べなきゃ”から“食べたい”に変わったのでした。
仕事でご迷惑をかけた方々に状況を伝えると、「ホウレンソウとかレバーとかいっぱい食べてね!」などを添えてメールが戻ってきたりして、「そうだなぁ、しばらくは意識的に摂るようにしないとなぁ」と素直に感じています。
それは、いいのですが。。。
離れて暮らす家族とか関係性が濃い人が、面倒なんですよね。
元来私は、家にいるときは、自分で作る食事が自分の好みの味つけになるし(薄味です)、よっぽどの繁忙期以外は気分転換になるので、料理をするのは苦ではないのですが、
体調が悪いときは、放棄。
料理をするのがしんどい
できても動きが緩慢
スーパーマーケットに買い出しに行けない
行けても、バスケット/カードと一緒に歩けない
買ったものも持ち帰るのが(たいした量でなくても)重くて負担
買ってきたものを冷蔵庫に入れたりもひと仕事
料理をして食べた後の洗い物もしんどい
こーゆーときですね、家事って重労働だなぁ、って思うのは
(体調優先で、掃除や洗濯(小康状態のときにする)はとっくに放棄)。
しかし、食事に関することは命に関わるので、炊事はしないにしても、食べないといけない。
こんなとき、コンビニが便利。本当に便利。
すぐ食べられるものも、冷凍食品も、しかも一人分で揃っていて、助かる〜。
私が普段コンビニ食を利用しないのは、自分で作るからってのもあるのだけれど、器に盛り直して食べたい、ってのがあって(だったら、作ろう、って発想になる)、
でも体調が悪いときは、そんなこと言ってられない。
洗い物は極力減らしたいから、そういう意味でも便利。
そして、私はカロリーメイトなどの健康補助食品がけっこう好きなので(ちょっと近未来的な感じで好きなんですよね〜)、朝食や昼食に食べる。
あとはミックスジュースなんかを飲むようにする。
ご飯は炊かない。
お米を研ぐのも、炊き上がったご飯をよそうのも、茶碗やお釜を洗うのもひと仕事だから。
その代わり、というか、食べるとしたら、ジャガイモ。
そのままローストしたりふかしたりして。この調理法だとオリーブオイルかバター、塩があれば、それだけでおいしい。
冷蔵庫にあったらチーズと一緒に食べる。運よくベイクドビーンズの缶のストックもあれば、チンして添える。
洗い物も、耐熱皿だけ、鍋とお皿、とご飯よりもぐんとラク。
まあ、こんな感じです。
関係性が近ければ近いほど、心配するのでしょう、
「食事どうしてるの?」 「食べてる?」と聞かれ、
上記のように答えると、たいがい怒られる。
「ちゃんとしたもの食べなきゃダメ!」
「ジャガイモ? ごはん食べなきゃ元気が出ない」
「近くにスーパーマーケットあるでしょ、ちょっと行って買ってさっと作ればいいじゃない」
「こういうお肉料理を食べなさい」
「作れないんなら食べに行けば」
とまあ、にぎやかなことを散々言われます。
「うん、わかってるよ」
「とりあえず、なんとか食べることで精いっぱいなんだよ」
「今はできないんだよ、動けないんだよ。次の段階でそうするよ」
と答えると、はっ、としてごめん、と言われることもあれば、
また説教されて、アドバイスを繰り返されることもある。さらに普段の生活についても(って知らないだろ!)、ダメ出しをされる。これがくせもの。
どっと疲れる。本当に疲れる。
体力が落ちているから、あれこれ言葉を発すること自体がしんどいのに、自分の立場を表明するのはそれに輪をかけて疲労する。
あなたたちは、私と同じ状況でもできるのかもしれないけれど、私は体力温存を優先したいの。
あなたたち、来てくれて面倒見てくれるわけじゃないじゃない。
だったら、放っておいて。私は私のペースで、無理なくできることからやる。
その上でアドバイスがあればお願いする。
関係性が近いほど、こういうことって起こるよなぁ。
今回もつくづく。
クリニックでは、ただただ寄り添って欲しいんだな〜
おそらくどちらかというと、理論を言う方だと思うので、普段相手に共感を求めていない、というか、ふ〜ん、で、あなたはどーなの?(私はこう思う)、お互いに意見を出し合って、じゃあこうしましょう、みたいな感じなのですが、
唯一そうならないところがあることに気づきました。
それは、クリニック/個人病院です。
総合病院とか大学病院は、そもそもが紹介状を持って行くので、
自分のこととはいえ気持ちは平然としていて、ものすごく客観的に最悪の事態含め、あれやこれや正直なところをズバリ、あれこれと質問しまくるのですが、
最初に駆け込むクリニック/個人病院はそうじゃない、ってことに気づきました。
病状などは何を言われても大丈夫、ではあるけれど(そこははっきり言ってもらわないとむしろ困る)、
それよりも、それまで不安になっていた状況が、クリニック/個人病院に駆け込むことで、ここでは気を張らなくていい、ぶっ倒れてもクリニック/個人病院だから大丈夫、と思うせいか、安心して自然と涙が出る。
そんなときに、ものすごくクールな(というか平静とした、ときにごく当然の)対応をされると、つらい。
たとえば、座ってられる?と聞かれ、大丈夫かも、と答えたものの、やはりしんどくなって、横になりたい、と言ったときに、ええっ!(さっき、大丈夫って言ったじゃん!)という反応をされるとつらい。
やっぱりしんどかったですね、準備するのでもう少し待っててくださいね(本当は時間がかかるにしろ)、と言われるのがありがたい対応。
もうね、ただただ、うんうん、大丈夫ですよ、って見守って欲しいんだな〜。
体調が思わしくないときは、心も平常じゃなんだな〜、と思うのはこんなとき。
以前、知人が推薦してくれたクリニックが実にサバサバした先生で、普段だったらいいんだろうけど、不安を抱えつつ初診で訪問したときは、そこにまともに対応できる体力も気力もなくって、妙に疲れてしまった。
もっとも通い始めたら、今度は私も平常なので、そのベタベタしないところがラクではあったんだけど、ね。
最近の私、抜けが多いなぁ
その場では聞いて、しっかり頭に刻んだつもりになっていたけれど、
きちんとメモに残してなくって、
えっと、これなんだったっけ?
と再度尋ねたり、
これも必要です
と打ち返しがあったり。
いかん、いかん。
貧血で支障があったのは体だけなく、頭もでした。
いつもに増して、ぼーっとしていたから。
言ってくださる方はいいけれど、うっかり不備を提出していないか、不安。。。
いやぁ、体調管理は大事ね。
今の私は、気づけば本人が思っていたよりも不調だったわけで、あちゃ〜、って感じ。