書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ディレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

屋号をつけるってほんっとむずかしい!

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昨年末、名刺を一新する際に、ダイレクション(&デザイン)をお願いした

同業者(編集者・ダイレクターね)の方に

屋号つけた方がいいよ、

とアドバイスされ、そのときは、う〜ん、ぐらいのものだったのですが

(というのも、名刺作りの軸はそこではなかったので)、

別の方に、屋号をつけなさい!と諭され、

そーかぁ、そーだなー、と思い、早ひと月半。

いかんよ、いかん、そろそろ決めないと。

 

文章は短ければ短いほどむずかしい。

ブログだったら本文よりも記事のタイトルの方がむずかしいし、

記事のタイトルよりもブログタイトルの方がむずかしい。

これって、本や雑誌の名前をつけたり、お店の名前を決めたりするのと同じ。

 

短くって日本語で業務内容も表現できて、っと、

ず〜っと頭の片隅にあって、GWの喧噪が終わったら、すぐ!と思っていたものの、

だらけているわけじゃないけど、なかなか降りてこない。。。

熟成に時間がかかるなぁ。

 

“grammable(グラマブル)”という言葉は日本でも浸透するか?

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ググる”が市民権を得て随分と経ちます。

ご存知のように、検索エンジンGoogleからきた言葉で、 “検索する”という意味。

グーグルという音感が日本語の動詞にも置き換えやすく、ググるとなった次第。

(どーでもいいけど、私はネットスケープが好きだったなぁ。

 ワープロソフトはEGWORDがダントツで使い勝手がよかった。

 がんばって使っていて、EGWORDでタイプしてワードやシンプルテキストに移し替えていたけど、やむなし! 無念!)

 

で、ここ2年ぐらいかなぁ、よく目にする言葉に

grammable(グラマブル)があります。

これ、“写真映えする”って意味で、Instagram(インスタグラム)から派生した言葉。

grammar(グラマー)という言葉とかけているかどーかはわかりませんが、

ニュースやコラムなど英語のテキストを読んでいると、grammableって言葉はすっかり定着したのがよ〜くわかります。

 

ちょっと前まで多用されていたフォトジェニックって言葉が、

完全にグラマブルに置き換えられた印象です。

それを実感したのは、イギリスの某フード・アウォーズ。

写真部門というか写真賞というかが“best photo”だったのに、

昨年2016年は“best Instagram”に変わっていた件。

 

それだけ、インスタグラムがコミュニケーションツールとしてすっかり一般化した表れでしょう。

確かに、インスタグラム、ほかのSNSと感覚が違っておもしろいんだよなぁ。

 

さて、“グラマブル”という言葉、日本でも一般化するでしょうか?

 

だんだんと感覚が研ぎすまされてくる

 

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舵取りをしている書籍制作。

印刷所への入稿(レイアウト、テキスト、写真など必要な素材を渡すこと)が終わりました!

といっても、あとは印刷するだけの完全データ入稿ではなく、刷り見本が出て、色味を確認します。

このとき、修正がないにこしたことはないのですが、最後の朱字を入れることはできます。

 

で、入稿前のこと。

すでに何度か確認しているページがあったのですが、

念のためにもう一度チェックしてください、とデザイナーさんから連絡があり、

もしや!と思って真っ先に確認すると、やはり修正が必要だったという。。。危ない!

 

雑誌のいち企画とか、ちょっとした記事だとあまり感じないのですが、

大もの(書籍1冊丸ごととか、大掛かりなプロジェクトとか)でがっつりやっていると、

最初はフラットな感じの校正だったのが、だんだん感覚が研ぎすまされるのか、

校正センサーがピッと作動し、

もしかしてあそこ間違ってないか?

と思って見ると、やっぱり違ってた!という率が高い!

(もちろん、ちゃんとなっていたってこともあります)

ページをぱっと見て、真っ先に間違いに気づくことも少なくない!

 

不思議と言えば不思議、当然と言えば当然。

というのも一種のハイパー状態にいるから、なんだろーな。

そんな状態なので、ラストスパートがかかっているときが一番盛り上がっています、私の場合。

すべてが終わったときは、意外と淡々としているんですよね〜。

どーでもいいことのクロースアップにうんざり!

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フランス新大統領、夫人との年齢差ばかりが取り上げられるのは気のせいでしょうか?
(また、逆にそれをもって、フランスは成熟した社会って表現するのも、まったく呆れる!)

トランプ大統領のところも性差こそあれ同じぐらいじゃなかったっけ?

そして、彼のときはこんなに大きく報道されたかしら?

 

なんか、ほんとっ、どーでもいいんですよね。

へー、そーなんだー、ぐらいのもんじゃないの?

女性が大統領とか首相とかのトップの地位に就くと“女性”がクロースアップされて

(いちいち女性大統領とか、女性社長とか言うなよ!)

男でも女でも中性でも、仕事さえちゃんとしてくれればそれでいーです、なんだけどなぁ。
ヒラリー・クリントンのことをクリントンじゃなく、ヒラリーと呼ぶのも違和感。

 

要するに、(昭和の)ステレオタイプを逸脱していること

・女性がうんと歳上のカップル

・要職は女性
・家族に子供がいない

・子供の面倒をみるのは親じゃない

・子供が実子じゃない
・(日本)企業の社長が日本人じゃない etc
によってたかって好奇の目で見るってことの表れよね〜。

その一方で、まったく同じ口で多様化を認める社会とかって言ってるのって、ちゃんちゃらおかしい。

こういうときに本音が露呈しまくってる感が否めません。

 

そんな付随する情報は、ほんとにどーでもいいです。

やることさえちゃんとやってくれれば、それでいいです。

 

にしても、こんなご時世に大統領になるって、なにをやるにせよ、マジ大変だよなぁ。。。

体力がないと始まらない!

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書籍の仕事の舵取りをしておりまして、

ここ1カ月は、とりわけGWは校正に明け暮れておりました。

 

ほかのこともやりながらで、このほかのことってのが、いい気分転換というか、バランスとりというか、

ずっと同じことに向かっていると精神的に煮詰まるってのもあるのですが、

校正の仕事はずっと机に向かっているわけなので、

打ち合わせとか取材とか下見とか、外に出ることがあると体を動かすいい機会です。

 

ずっと机に向かっているって、実はものすごく体力を消耗します。

もうね、腕、肩、背中がパンパン。

私のなかのイメージが昔のままかも、ですが、漫画家とかグラフィックデザイナーとかウェブデザイナーとかの締め切り前っておそらく同じような状況、ずっと机に向かっているでしょうから、改めてすごいな〜!と思ったりして。

 

細かいあれやこれやはあるけれど、私は体力があるようで、しっかり寝てしっかり食べれば回復する。

特に睡眠はテキメンで、30分でも1時間でも眠れれば、しかもいつでもどこでも眠れるので、これはありがたいことです。

体力がないと、ほんと、元も子もないので。

 

体力ってもって生まれたものなのかな? 後天的に身につけられるものなのかな?

私はまったく運動ってものをしないんだけど、ね(歩くのはまったく苦ではないので、がんがん歩くけど。でも毎日じゃないし)。

でも、年齢的にはすでに体力は衰えていっているわけで、事前に予防策をとらないとなぁ、ってこともぼんやり思ったりしています。

もう少し意識的に、歩く、かな。

籠って過ごすGWってのもおおいにアリなので

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今年のGWは舵取りをしている書籍の校正に明け暮れていました。

その分時間が稼げるから、GWがあって助かった!状況でもあります。

 

じゃあ、去年何をやっていたか、その前は何をやっていたか。

はれっ、極力GWは外に出ないんですよね。

一度、GWをはさんで3週間ほどヨーロッパに行ったけれど、

そのくらいの期間だと完全に繁忙期を外しているから、

航空券はむしろ安かった!

 

混んでるのがイヤなので、混むってわかってて出かけることはしないんです。

なので、書類の整理をずっとやってた年もあったし、

資料を読む時間に充てたこともあったし。

いずれにしても籠っているので、GWの消費行動には参加していない有り様。

 

そのかわり、フツーのときに休みをとります。

混んでいない、ハイシーズン料金でない、ってのはいいね!

 

なのですが、やっぱり人が休んでるときには休みたいのかなぁ。

混んでいるってわかっててそこに出かけることで充足感が得られるのかなぁ。

 

いずれもしても私は、毎年GWは籠っているわけです。

とかくお出かけ情報ばかりが目立つけれど、

まとまった時間がとれるから、

出かけずに普段細切れの時間ではできないことをして過ごすって人も意外といるんじゃないかなぁ。

そういう人たちの行動をしっかりよみとくと、あっ、これって!みたいな気づきがいっぱいあるような気がします、

持ち上げすぎて気持ち悪いし無意味だし

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サー・ポール・マッカートニーが(また)来日しましたね。

彼がいちばんわかりやすいのだけれど、

こういう大御所とされる人たちに対しての報道やインタビューが気持ち悪くって仕方がない。

 

確かにこれまでの功績はすごい。

ん〜、でも、彼の最近の作品がどーか、ってきかれると、可もなく不可もなくで、決しておもしろくはない。

1週間で億単位の稼ぎがあり、見たい!って人がいて、需要と供給が成立しているのは別にいいとして、取材/報道する側が、「来てくれてありがとう」「すごいですね!」ばかりってどーなの?

 

映画のプロモーションで来る俳優に対してもそうよね。

ふわっとしたどーでもいいことばっかりで、「日本の印象は?」なんて要らないでしょ?(いくら悪印象持っても、日本嫌い、なんていうわけがない)

 

今、私は福岡に住んでいて、やってくる俳優やミュージシャンらに、「福岡どうですか? ごはんがおいしいでしょ?」ってそんなんばっか。

いい!って言うしかないじゃん、口に合わなかったとしても。

そんなどーでもいい質問、ほんっと、やめて欲しい。ムダ以外のなにものでもない。

さっきの日本どうですか?と根本的には同じですね。

 

あるとき、

「昔はライブの盛り上がり方とか、地域によって差はあったけれど、今はどこもそう変わらない」

「どこに行ってもその土地のおいしいものがある」

と淡々と回答した人がいて、これはほんとそのとおりだと思う。

よくぞ言ってくれました!

 

限られた時間なんだから、お互いのリップサービスに終始するんじゃなくって、もっと本質的な話をしてよ、って話。